健康に良い運動を考えてみましょう。その提供者にあなたがなることも可能です。
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運動には、利点と欠点があります。
運動の利点は、動くことへの”慣れ”です。
筋力が上がることも、持久力がつくことも、痩せることでさえ運動に向く体形になるという”慣れる”の一種と考えて良いでしょう。
では、運動することのマイナス点とは、どのようなことでしょう?
実は、身体の組織にとっては、運動という行為自体が破壊を意味しているのです。
運動すれば、筋肉や靭帯などの関節構成組織は、微細に傷付きます。
また、運動量が一定量以上になれば筋肉内には疲労物質が溜まります。
神経組織においても、神経伝達(次の神経や組織に信号を伝えること)に関わる物質の不足や働きが悪くなるなどの現象が起こります。
運動による疲労が大きかったり、運動内容が良くないと筋肉の働き内容が劣化します。
疲労に伴う筋肉の働き内容の劣化で最も多く見られるのは、動きの中で動くことを邪魔するように作用する筋力が増加することです。
この不必要な方向の筋力増加は、疲労に伴う一時的な筋力低下よりも持続性が明らかに強い傾向にあります。
しかも、殆ど自覚できていません。
ですが、多くの運動痛(動いた時の痛み)の最大の要因になっています。
そして、運動痛に至らない範囲の不必要な筋力増加も、関節構成組織が運動した時に傷付く量を増やす要因になります。
長期的に見れば、この関節構成組織へのダメージ率の増加の方が関節変形の原因になるなど、身体への影響が大きくなります。
また、脳にとっては、不必要な筋過緊張がある運動と無い運動とでは、運動中の感覚情報処理と運動調整の量が相当に違っています。
極端な話をすれば、不必要な筋力増加が有るだけで、同じ動作でも2倍、3倍の情報処理と調整作業が必要ではないかと考えられます。
この脳内の作業量の増加は、疲労感につながる重大な要素であり、長期的には老化の要因です。
運動は、その内容次第で老化を招きかねません。
皆さんは、頑張って運動して老化を促している可能性があるのです。
だからといって、全く運動しないのも当然良くありません。
では、どう運動するべきか?
そう考えることがとても大切であり、そこには専門の知識が必要です。
ところが、現実を見れば、多くの健康体操の指導者やスポーツクラブのインストラクターには、その知識が不足していると思います。
特に、年齢や身体状況に合わせて運動の種別を考えるという点が非常に幼稚な知識で構成されています。
その最大の理由が、運動の利点にばかり知識と意識が集中しているからだと思います。
運動することの欠点をある程度放置して良いのは40代位までです。
それ以降は、如何に運動の欠点を取り除いて運動メニューを組むかということが重要になります。
そのノウハウと知識を学んでいただく機会を今回設けました。
そうです。
一治療家である私が教えます。
スポーツには直接的に携わっていない私が教えます。
その理由は、私の行っている施術こそ、運動のマイナス点を取り除いた運動そのものだからです。
御興味のある人はコチラをどうぞ。
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