痛み筋力動作感覚

取れ難い痛みが起こる原因は

脳の動作感覚を作る作業の中で

トラブルが起きているからです!

 

動作感覚の異常=痛みには、

人が動いている時の筋力の

とても大きく関わっています。

 

ただし、

『筋力量が足りないから痛む』

のではありません。

 

人が動いている時、

その動作を作り上げるには、

筋肉が作り出す力(筋力)が必要です。

 

その筋力は、脳や脊髄の神経によって

とても精密な調整を受けています。

 

この精密な筋力量の調整は、

時として、

上手く行かなくなることがあります。

筋力の調整が上手く行かない時、

その状況の多くは、

筋力量の不必要な増加として現れます。

 

動きの中に現される

不必要に増えた筋力は、

動いた時の痛みの

主な原因となります。

不必要な筋力増加と負担

日常の動作において、

特定方向への動きが、

その滑らかさ

僅かに失っていることが多々あります。

ただし、僅かなトラブルなので、

意識で気付くことができません。

 

動きの滑らかさを失う原因は、

痛む場所に関係の深い筋肉の出力(筋力)が

一部で強くなりすぎている事にあります。

 

そのような状況下では、

動いた時の患部への負担が

通常よりも大きくなっています。

動きの中での筋肉の過緊張

動き(日常習慣動作)の中での

不必要な筋肉の過緊張は、

筋力が足りない状態ではありません

 

揉んだ時の硬さや圧した時の硬さ等、

筋肉を触った時(肉質)の硬さとも違う

別の硬さ要因です。

 

ここで私が痛みの原因に挙げている

動作中の筋肉の過緊張は、

ストレッチ体操をした時の伸び難さや

身体の硬さ(柔軟性)と似ていますが、

人の動きに関係する

もっと高度な筋肉の働き

に関連することです。

言い換えれば、

筋力を発揮する時の

プログラム(計画)の違いです。

 

ですから、

軟らかに柔軟体操や

ストレッチ体操ができる人にも

動いた時の筋肉の過緊張は、

起こります。

 

動いた時の筋肉の過緊張の正体は、

【脳が動くことを嫌がっている現れ】

だとお考えください。

 

動くことへの拒絶として、

動きの中に作り出されている

筋力量の不必要な増大なのです。

 

ですから、

揉んで柔らかくなった筋肉でも

動作の中での筋肉の過緊張

という面では、改善されていません。

 

ストレッチによって、

伸びが良くなった筋肉についても

同じことが言えます。

 

なぜなら、

ここで私が書いている

動作の中での筋肉の過緊張とは、

筋肉の肉質としての弾力の低下や

引っ張られた筋肉が伸びるという

単純な現象に関連した運動要素ではなく、

動作の企画(プログラム)の中での

筋肉の働きの異常だからです。

 

このような動作中の筋肉の過緊張には、

・人体構造に見合わない動きへの制限

・現状の身体能力を超えた動きへの制限

・痛みを伴う動きに対しての制限(拒絶)

という役割があります。

 

その動きの制限は、

運動機能を管理している

脊髄や脳(無意識領域)が

身体を守るために作り出しています。
(危険性を感じる動作の制限)

脳による動くことへの拒絶と痛み

脊髄や脳の中でも、

運動状況を管理調整している場所は、

人の意識が働いていなくても(=無意識)

運動している時の身体に加わる力の要素

を常に詳細に分析しています。

 

私達が動く時に必要な筋力は、

この無意識に行われている

運動力学的な分析に合わせて、

量や発揮タイミングが調整されます。

 

人が動くために必要な

適切な筋力量を決めていくための

無意識の運動調整によって

人の動きの滑らかさは保たれています。

 

人の動きの滑らかさという要素こそ、

人が動いている時に、

その身体に極端な負担が加わらない
(=身体を傷めない・痛みをださない)

ために必要な最大の要素です。

 

そんな無意識の運動調整の中で、

時折、不必要な筋力量の増大
(=動きの中での筋過緊張が)

局所的に起こることがあります。

 

この不必要な筋力量の影響がもたらす

僅かな動きの乱れ(滑らかさの欠如)が

痛みという感覚の主な要因なのです。

 

通常、

動きの滑らかさが少し失われていても、

意識でそのことを感じ取ることは困難です。

 

ですから、

動きの滑らかさが

多少失われている場合でも、

人は普段と同じように動きます。

 

このような時には、

人が動いている時の

関節や筋肉に加わる負担の量は、

相当に増えています。

例えるなら、

サイドブレーキをかけた状態で

車を走らせているようなものです!

 

その時の動き方が、

スポーツなどの激しい動きではなく

日常的な動作の場合であってもです。

 

人の動作の中での患部への負担の増大を

脳の中の運動感覚を創る場所

一定量(許容範囲)以上に感じ取ると

痛みという感覚になります。

 

痛みという感覚が創られる行程は、

足し算形式です。

炎症などの痛みの予備要因があれば、

動きの滑らかさの劣化に伴う、

負担の増大という情報と合算され、

すぐに痛みという感覚になります。

 

慢性化した痛みは、

この炎症が血流障害を基盤にして

患部で起きているため、

動くことや、動きに伴う負担に

敏感になっています。(痛覚過敏状態)

 

この状態を解決しなければ、

本当の治癒、本当の痛み対策

とは言えません。

現状医療と治らない理由

テレビの医療番組で度々言われるような

『慢性痛には痛み止めの薬だけでいい』

という説は、完全に嘘です。

 

筋肉を鍛えなさいも嘘です。

 

薬や注射で痛みだけを取っても、

痛みの主原因である筋肉の働きの異常

痛みが慢性化する要因である血流障害

残ったままになることが考えられます。

 

例え軽い痛みの場合であってもです。

 

一旦、痛みが消えても、

動きの中での筋過緊張は、

残ったままになる可能性があります。

 

薬によって痛みという感覚がなくなれば、

動きの中での筋過緊張が残っていても、

増えたままの関節への負担を

意識することはなくなります。

 

そうなれば、

滑らかさを欠いた動きのまま

意思の通り(思った通り)に、

人は動いてしまいます。

 

そのような状況下での

増えた関節への負担の強要は、

本人が無自覚で有るがゆえに

関節の変形を早めてしまう原因

になります。

 

こうして、

『痛み止め⇒いずれ手術』という構図が

出来上がると私は考えています。

 

『関節の痛みに効く』という類のPRで

販売されているサプリメントも、

実際に痛みに効いている理由は、

痛み止めの成分が入っているからです。

 

コンドロイチンやヒアルロン酸などなど、

多種多様な鎮痛効果のキャッチコピーは、

全て完全に嘘です!!

 

単なる痛み止め薬の類です。

 

『痛みの解消には筋力を上げる必要がある』

と一般的によく言われますが、

これも全くのいい加減な考え方です。

 

そのような幼稚な痛み対策や指導では、

治らない痛みは多く有り、

痛みが消えても、変形に至る例は、

後を絶ちません。

 

他院では治らなかった症状を

私は、数多く改善させています。

 

慢性化した痛みの解消には、

運動機能の改善こそが必要であり、

それこそが本当の痛み対策です。

 

本当の痛み対策とは、

不必要に強くなった筋力を

適正な量まで下げることです。

 

風邪の時に熱(不必要に上がった体温)を

適正な体温まで下げることと似ています。

 

ただし、痛みを感じている状況での

運動機能の改善(筋力量の適正化)は、

簡単なことではありません。

 

自動運動(=御自身が行う運動)では、

一部の筋肉の不必要に増えた筋力量を

適正に戻すことは極めて困難です。

 

なぜなら、

あなたの感じている痛みは、

あなたが動くことをやめさせる為に

あなたの身体の保護を目的として

創られている感覚だからです!

 

取れにくい痛みが有るときには、

脳による動くことへの拒絶が起きます。

 

ですから、

普通の運動行為やトレーニングでは、

意図的な痛みの改善は困難です。

 

あなたの意識が届かない脳の領域が

動くことを嫌がっているのです。

 

そのような状況下では、

力学的負担(体重など)の掛かる自動運動を

脳が拒絶する可能性は非常に高いのです。

 

症状が重篤(治りにくい状態)であるほど、

その傾向は強くなります。

 

関節や筋肉が痛むという感覚は、

無意識で調整されている運動機能

問題がある時に出ている感覚です。

 

運動機能に問題があると、

運動機能を管理している脳の領域は、

身体への負担を回避しようと努力します。

 

その努力の最も代表的なものが

動くことをやめさせるために

『人の意識の中に痛みを感じさせる』

ということなのです。

 

ですから、

痛みを感じている時に運動をしても、

運動機能を管理する脳の領域は、

多くの場合、その運動行為を拒絶します。

 

そうなれば、

かえって痛みは強くなります。

 

動くことに伴う痛みは、

運動管理を担う脳の領域によって

身体に加わる力の感覚を変化させて

創り出されている感覚です。

 

このような脳の働きは、

無意識のうちに行われているので、

ご本人にはどうすることもできません。

 

動いた時の痛みは、

脳が作り出す動作感覚の異常なのです。

 

歩き方や

スポーツ動作においての不具合など、

脳が動作感覚の異常
(筋肉や関節の痛み、神経痛)

を創り出す要因は様々です。

 

しかし、

痛みが一度創り出されれば、

その痛みという感覚が消えないように

脳は努力しています。

 

痛みを感じ続けさせるための

脳による努力こそ、

慢性化した痛みの正体です。

 

そんな脳による痛み継続のための努力

代表格が筋肉が硬くなるという現象です。

 

人が動いている時、

動きに関わる筋肉が

必要以上に筋力を出して硬くなる

動きの質(身体に加わる力の質)が劣化します。

 

そのような運動中の力学的感覚を

脳は、痛みという感覚に創り変えています。

 

もう一度言います。

 

痛みを継続させる為の脳の努力

こそが、多くの慢性化した痛みの主要因です。

 

脳による痛みを継続させるための

無意識下の(本人が気付かない)努力は、

患部に関わる動きに安全性

脳が感じ取らない限り続きます。

 

ところが、

動いた時の筋肉の硬さは、

動きから滑らかさ失わせる要因です。

つまり、

関節の動きの安全性を下げています。
(関節運動の劣化)

 

ただし、このような

動いた時の筋肉の硬直も、

脳による運動調整の結果です。

 

脳自ら(運動調整領域)が作った

運動抑制の結果として起こった

運動中の負担の増大を利用して、

脳自ら(運動感覚領域)の感覚形成の異常

(=痛み)を引き起こし、

痛いという動作感覚異常を継続させています。

 

このような、

脳による[ひとり相撲]によって、

痛みは慢性化していきます。

 

ですから、

動作感覚の異常(痛み)を

正常な状態に戻すには、

痛む場所自体への対応加え、

脳の痛みを作る働きへの対応

合わせて行うことがとても重要です。

 

そして、

その対応手段として最も適しているのが、

筋肉の硬直に上手く対応して(調整して)

痛む場所周辺からの力学的な感覚を

理想的な形式で脳に伝えることなのです。
(薬で痛みを止めることではありません)

 

口で言うのは簡単ですが、

極めて高度な技能が必要です。

 

私の考案したASC他動的運動療法は、
(商標登録第5962675号)

脳の痛みを作る行程に対し、

身体に加わる力の要素を上手く利用して、

理想的な運動状態を作り出すことが出来ます。

 

動きの中での筋肉の過緊張(硬直)を

巧にコントロールして、

理想的な運動状態を作り出すことで、

運動を管理している脳の領域が

動くことへの安全性を感じ取れば、

痛みを創る作業をしている脳の領域は、

痛みを創り続ける努力をやめます。

 

つまり、

痛みを継続させるための筋肉の硬直や

炎症の増加傾向が改善されていきます。

 

加えて、

患部の血流障害も運動効果によって

改善されていきますので、

全ての痛みの原因が解消されます。

 

これこそが慢性化した痛みへの

真実の根本的改善策であり、

下間整骨院独自の考え方と施術方法です。

 

その中でも動作感覚の異常(動いた時の痛み)

を短期間に修正するために、

動作感覚改善療法という手技療法を

既存のASC他動的運動療法を

更に発展させて作り上げました。

 

これらの私が用いている施術方法は、

アメリカ合衆国発祥のPNFという

手技療法の理論を基礎に、

神経生理学や解剖学の知識を組み込んで、

私が改良に改良を重ねて築き上げあげた

特別な手技療法です。

 

運動機能に関わる関節や筋肉の痛みには、

脳の運動管理機能に影響を与える

運動療法こそが、

根本的な改善が意図的に出来る

唯一の手段です。

 

そんな運動療法の中でも、

他動的な運動療法により作り出された

運動状態においては、

運動中の身体への負担を

施術する者の力加減によって

調整することが出来るという特徴があります。

 

私が行うASC他動的運動療法の力加減は、

他に類を見ないほど繊細で高度です。

 

その調整能力あってこそ、

動くことに過敏になって

痛みを創り続けようとする状態にある脳

に対してでさえも

安全な動作が出来ていると認めてもらえる

ほどの適正な動きを作りだせるのです。

 

運動機能を管理している

脳の領域にとっても、

私が用いるASC他動的運動療法は、

非常に安全で効率的な理想の動き

として受け止められます。

 

そして、

脳が安全な動きとして

感じ取っているかどうかを

見極める方法を私は知っています。

 

ですから、多くの人の痛みが、

“触っている程度”

にしか感じない手技療法

で消えて行くのです。

 

動作感覚の異常には、

高い技能を持った施術者による

他動的運動療法こそが最適です!

 

慢性疼痛に有効な他動的運動の中でも、

下間整骨院のASC他動的運動療法は、

極めて安全であり、

その効果も非常に優れています。

 

その理由の一つは、

私やMRM動作学研究会のメンバーによって

10数年に渡り研究に研究を重ね、

実際の臨床結果をもとに

改良を繰り返して来たからです。

 

私自身も20数年前から、

神経組織の働きに注目した

運動機能と痛みとの関係を追究しました。

 

ですから、

奈良県香芝市の下間整骨院では、

数多くの例で、

運動機能に関連する痛みを

根本的に治すことが出来ています。

 

そんな中でも、

腰痛や坐骨神経痛

五十肩

股関節の痛み

スポーツ関連の痛みへの施術には、

特に成果が上がっています。

 

どこに通っても治らないようであれば、

奈良県香芝市の下間整骨院にお越しください。

 

一般の医療機関に通っても

貴方の痛みが取れない理由は、

コチラをお読みくだされば御理解頂けます。

 

下間整骨院では、

お一人お一人の症状に合わせた丁寧な施術

を行っています。

もんだり、ボキボキしたりといった、

慰安目的や乱暴な施術、

誰に対しても同一の経営重視の流れ作業

のような施術は一切行っていません。

 

動いた時の身体に加わる力に注目し、

神経組織の働きを利用した特殊な運動療法

を行っています。

 

下間整骨院の治療理念は、

本当に必要な対応を

“真実の手技療法”で提供することです。

 

同時に、

私は、常に正直であることをお約束します。

 

下間整骨院では、

患者さんに不必要な通院を

誘導することは一切ありません。

 

当然のことですが、

どのような症状であっても

親身になって対応させて頂きます。

 

もちろん、

下間整骨院では、治らない理由を

一般的な多くの医療機関のように

“『筋力不足』=患者さんのせい”にはしません。

 

もし、

あなたが、今現在、

関節の変形や椎間板ヘルニア等で

手術受けるかどうかを

迷われているのであれば、

是非一度、私の施術を受けてみてください。

 

メールでのご相談だけでも大丈夫です。

 

そして、

私の施術経過や私との相談内容を参考に

手術を受けるかどうかの目安にしてください。

 

ASC他動的運動療法や動作感覚改善療法が

効かないようであれば、

手術を受けるという御決断が

適切だと私は考えています。

 

椎間板ヘルニアや関節の変形に限らず、

動きに関わる痛みに関することは、

私の施術による経過を御参考くだされば、

最も適切な傷病対応になると思います。

 

もちろん、

全力で手術回避の為の施術をさせて頂きます。

 

その施術効果にも

多くの実績から来る自信があります。

 

また、

例え手術という選択をされたとしても、

その手術後の機能回復はとても大切です。

 

手術後の機能回復も

私にお任せくだされば、

全力で納得頂ける結果を出したいと思います。

 

痛みで悩んでおられるなら、

奈良県香芝市の下間整骨院に

どんなことでもお気軽に御相談ください

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現在、下間整骨院では、

ASC他動的運動療法を簡素化した

他動的運動の技術者育成に取り組んでいます。

詳しくは⇒コチラをどうぞ。

その趣旨は、

ASC理論の広がりと社会貢献、

慢性疼痛医療への改革です。

本当の慢性疼痛対策を

皆さんの手で広めて行きませんか?

ここまで、

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