運動神経を良くするには?
『運動神経(運動能力)を上げる』には、
運動に関わっている体の働きの
効率化を図ることが大切です。
運動効率とは?
運動をすれば運動能力が高まることは、
誰もが知っている事実です。
それでも、時と場合よっては、
運動することで高まるはずの運動能力が
返って悪くなることもあります。
一般的に言われる『運動神経が良い』
という言葉は、”運動を上手くこなせる”
という意味だと理解しましょう。
運動を上手くこなせる・出来る=する
ために必要なのは、
体の構造に見合った動きをすることです。
例えば、
どんな力持ちでも、肘を伸ばしきった状態で
腕相撲を始めたら、よほどの力差がない限り、
腕相撲には勝てません。
逆に、ほんの少し体の使い方の工夫をすれば、
腕相撲で通常の3割増しの力が出せます。
これは、力比べに限ったことではありません。
スポーツの動き方についても
体の使い方によってその運動能力は、
大きな違いを見せます。
整体では出来ない運動神経の向上
運動神経(運動能力)を上げるには、
実際に運動している状態を作る必要が
あります。(骨格矯正整体にはできません)
また、忘れていけない事実として、
人の動作は、
一つ一つの関節の動きの組み合わせで
成り立っています。
ですから、運動能力を上げるには、
個々の関節の動きを良くすることが
とても重要なのです。
関節の動き良くするには?
個々の関節の動きは、
神経という組織によって管理されています。
その管理状況には、体で起きていることの多くが
影響を与えています。
中でも、痛みという感覚と
関節や筋肉に加わる力(体重や筋力など)は、
関節の動きの管理状況に
とても深い関わりがあります。
この点に注目した上で、
関節の動きが良くなるような運動を
手技療法として作り出しているのが、
私が考案したASC他動的運動療法なのです。
ASC他動的運動療法
ASC他動的運動療法は、
アメリカ合衆国で流通している
PNFという手技療法を
私が20数年に渡って改良してきた
とても柔らかな手技療法です。
ASC他動的運動療法は、
運動反射(カッケの検査の様なもの)を組み合わせ、
人の動き方を手技療法として表現しています。
ASC他動的運動療法にできること
一言で言えば、
運動することで得られる体に良い効果の殆どを
最も理想的な形で体に作り出すことができます。
その中でも特筆すべきことは、
運動能力向上です。
先にも説明しましたが、
運動能力向上は、個々の関節の動きの向上にあります。
個々の関節の動きの向上は、
筋肉と筋肉に指令を出す神経の働きに関係が深く、
筋肉と神経の働きは、体に加わる運動中の力の質
に大きな影響を受けます。
ASC他動的運動療法という手技療法は、
運動反射を使って、手技を受けて頂く人の体に
運動状態を作り出すことができます。
手技を行っている私には、
その手技中の力加減を思い通りに
強くしたり弱めたりすることができます。
つまり、手技を受けている人の運動能力を
私が上げることが出来るのです。
そこには、ただ単に
手技を受けて頂く人の体を
私がゆっくりと動かすというだけという方法
であるにも関わらず、
多くの種類の痛みが取れる秘訣があります。
その秘訣とは、
脳の痛みという感覚を創る働きの特性を
上手く使っているところにあります。
そのお話は⇒コチラをどうぞ。