股関節の変形が起こる理由の簡単な解説 その1

股関節の変形が起こる理由の簡単な解説

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股関節の変形が起こる理由を膝の変形の理由の簡単な解説とは、ほんの少しだけ違った視点から書いていきます。

簡単な解説シリーズのブログは、分かり易さ第一でいきますので、多少、抽象的な表現のところもあると思いますが、大筋を外さないように注意して書いていきますご容赦ください。

関節軟骨がすり減る量は筋肉の働き内容で決まる。

関節軟骨とは、骨と骨との連結である関節において、互いの骨が接し合う骨の表面(関節面)にある軟骨組織のことです。

関節軟骨は、関節が動く度に擦れ合っています。

ただし、関節軟骨が擦れ合う時の摩擦抵抗力は、濡れた氷どうしを擦り合わせる時の抵抗力の10分の1の満たないそうです。

ですから、関節を動かした時の軟骨同士の擦れに起因する抵抗とその抵抗による関節軟骨の擦り減りは殆ど無いに等しい量でしょう。

では、実際に関節変形の始まりとなる関節軟骨の擦り減り量の増大は、どのような理由起こるのでしょうか?

関節軟骨の擦り減り量を増やす要因

一つには、足などの身体を支える役割にある場所の関節では、身体の重みでしょう。

そして、もう一つは、関節の動きを実際に(能動的に)作り出している筋肉の働き内容です。

加えて、関節の動かし方も要因に入りますが、その点については、動作修正に関するブログで解説していきます。

関節に加わる身体の重み関しては、私の出版しているダイエット本を御参考下さるなどして自らが取り組んでください。

ここでは、関節の動きを作り出している筋肉の働き内容と関節軟骨の擦り減り量との関係に注目し、股関節の変形との関連性を説明していきます。

筋肉の働き内容によって関節面の圧力は変わる

関節を動かす為には関節を跨いで配置されている筋肉が必要です。

実際に動物の筋肉は、その両端が関節を跨いで違う骨に着いています。

関節を実用的に、滑らかに動かすには、複数の筋肉の働きが必要です。

そして、その複数の筋肉の働き内容によって関節の動きの質、単純に言えば滑らかさが決まります。

関節の動きの滑らかさが無くなれば関節面に掛かる負担は増えます。

関節面、つまり、関節軟骨への負担が増えるのですから、関節軟骨が擦り減る量が多くなっても不思議ではありません。

筋肉の働き内容を決めているのは脳です。

関節軟骨の擦り減りに大きな影響を持っている筋肉の働き内容は、脳によって、ほぼ無意識の内に決められています。

その決められ方には、ある程度の傾向が幾つかあります。

関節軟骨への負担を大きくするような筋肉の働き内容となってしまった原因には、股関節の動きに関わる筋肉の場合、2つの大きな要因があります。

その要因は、いずれも、股関節という関節の特性(役割)に関わりがあります。

そのお話は、次回のブログで。長くなりましたので、一旦ここで区切りらせて頂きます。

 

股関節の変形も初期段階で奈良県香芝市の下間整骨院にお越しください。

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