股関節がおかしいと感じたら、矯正やストレッチは危険です。
股関節がおかしいと感じたら、矯正やストレッチは危険です。
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股関節は、本来、痛みが出にくい関節です。
その理由は、未解明ですが、痛みは脳が創っている感覚であり、そこには脳の判断が相当に反映されています。
股関節の痛みが出にくい理由の一つに、脳の痛みという感覚を創る上での判断が関わっていると考えられます。
痛むと過敏な股関節
痛みが出にくいという特長持っている股関節に違和感や痛みを感じるということは、股関節にとって相当に良くない状況が起きている可能性があります。
その状況次第では、僅かな負担をかけるだけで症状が憎悪しかねません。
私の施術は、痛みが取れた人が不思議に思うぐらいに柔らかな動きを使う手技療法です。
当院での施術効果を実際に痛みが取れた人が痛みに苦しまれている人にお話されても施術の内容を説明されると全く信じて頂けない事が殆どのようです。
それどころか『そんなことで治る訳がない』と半ば立腹される人までおられるようです。
そのぐらい、私の施術を受けられる人は無感覚に近く、症状が重篤であるほど患者さんの身体の動かし幅は、僅か数センチ程度となります。
その施術の中にあって股関節の痛みへの施術手段は、最も柔らかな方法を選択します。
その理由は、一旦痛みを出した股関節は、外からの刺激(力学的条件)に非常に敏感になるからです。
矯正やストレッチ、あんま、マッサージが危険な理由
前述の通り、痛みを出している股関節は、外から加えられる力に敏感に反応して痛みを強くする傾向があります。
ストレッチや矯正、あんま、マッサージ、その他、ソフト○○と名乗る施術のほぼ全てが、痛みと身体に加えられる力との関連性、及び、身体に加わる力を受け止めて分析する脳の役割に注目した理論を持っていません。
『硬いからの伸ばす』『凝ってるから揉む、押す』『歪んでるから戻す』『柔らかいから安全です』などのように色々な理屈つけておられますが、その意見の全ては、一般の基礎医学を学んでいなくても言えるような幼稚な考えばかりです。
逆にこれが、医学的、神経生理学的な知識を持たない一般の人達にとっては受け入れられやすいのですが、施術行為としては危うい限りです。
そもそも、痛みが出にくいはずの股関節が痛みだすということは、痛みが出にくい要因である脳の判断という要素が強く影響しているはずです。
そして、その脳の判断の基準となる要素の具体的な内容は、股関節の保護、つまり、股関節への負担を避けるということだと考えられます。
股関節痛は、本来、痛みが出にくいという特長が消えている状況だけに、その股関節への保護という目的は、脳にとって相当に大きな課題となっているはずです。
簡単にいうと、脳は、股関節に加わる外からの力に極端に過敏になっている可能性が高いといえます。
そのような時にストレッチや矯正行為、マッサージ、あんまといった物理的行為が加えられれば、その力を危険だと脳が判断する可能性は多いにあるのです。
因みに、人の運動感覚を創る働きは、無意識下で行われているので痛みという実際に意識で確認できる感覚になるまでは、その内容を把握することはできません。
それだけに、各種の手技療法は、術者の知識レベルが問われることとなり、また、適切な手技効果への評価が必要になります。
無意識下で運動環境を整えている脳の判断の詳細はわかりませんが、脳が、現時点での運動状況や身体の状況を良しとしているかどうかは、痛みの増減と筋肉の緊張の強弱として推し量ることができます。
特に筋肉の緊張の強弱は、脳の現状判断を的確に現し、その現象は、実際に筋肉が作動している運動環境(動いている時)でこそより明確化されます。
つまり、運動状態にない筋肉の硬さや骨格の歪みなどという施術上の指標は、脳の状況判断を推し量る指標としては当てにならないということです。
ソフトな施術というPRも本当に脳がその施術行為を股関節に負担が少ないと判断しているのかどうかについては非常に疑わしく、おそらく、ほぼ全ての施術者は、自らの施術行為を脳がどのように受け止めているのかということをその施術中に理解する方法を持っていないと思います。
つまり、自分の施術が正しいかどうかの施術中の判断材料や方法がほぼ全ての手技療法には存在していないということなのです。
そのような手技に刺激に過敏な状態にある貴方の股関節の施術を委ねますか?
また、御自分でストレッチや健康体操、ヨガなどを行って危険ではないと言えるでしょうか?
股関節がおかしいと感じたら奈良県香芝市の下間整骨院にご相談ください。
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