血流促進動作感覚改善療法

私は、痛みの解消を目的とした手技療法や
動作修正指導を得意としています。

平成8年に下間整骨院を開院、
ASC理論を神経生理学を基盤にして構想し、
それに合わせた他動的運動療法
を追究してきました。

その追究の結果、
近年完成した手技療法が
動くと痛いという異常な動作感覚を
正常に戻す動作感覚改善療法です。

動いた時や特定の姿勢での痛みは、
動作感覚の異常です

動いた時や特定の姿勢での痛みは、
痛む場所に加わった力
から創られた感覚です。

通常、身体に加わった力は、
痛みの感覚にはなりませんし、
意識にもあまり感じ取られません。

運動を管理している脳の領域(無意識)が、
動いた時の動作感覚情報
『異常がある』と受け止めると
痛みという感覚を創りだします。

その時の痛みの主な材料となるのが、
患部に加わる力学的条件です。

加えて、
痛みが長引く要因として、
患部周辺の血流が悪くなり、炎症の慢性化が起こっています。

『異常ある』と判断される状態とは、
脳が持っている動作感覚の正常基準
から外れた動作感覚情報が
脳に伝えられている状況のことです。

動作感覚が正常基準から外れる原因は、
炎症(患部の深い場所での血流不良)
患部に加わる不適切な力の存在です。

このような動作感覚の異常は、
あらかじめ脳が持っている正常基準と
照合され判断されています。

異常な動作感覚の改善に
必要な考え方

患部に受けた力の感覚が
痛みに変わっている様な異常状態は、
運動を管理する脳の領域が
感覚を操作して創り出しています。

この脳の領域には意識は、殆ど届きません。

脳の中の無意識の運動管理領域は、
身体に加わる力を分析して感覚を創り、
同時に、筋肉の働きを使って
身体に加わる力学的条件に対応しています。

この身体に加わる力に関係する脳の領域は、
主に力に反応しますので言葉や意識による
コミュニケーション(対話・コンタクト)
はできません。

つまり、
本人の意識や他者の話しかけに
運動管理領域は応じません。

力の量や速さ、
関節に加わる力の種類やパターン
によって大まかな関節の角度や
関節が動いているかどうかを
感知し、運動管理をしています。

その過程で、関節や筋肉、骨、等に
身体を壊しかねない
不適切な力が加わったと判断すれば、
その周辺の筋肉に向けて、
即座に過度の緊張(必要以上の筋力)指令を
無意識の内に発信します。

その時の筋肉への指令に伴う具体的状況は、
氷の上を歩いた時のような強張った状態
の様だと御想像ください。

氷上のぎこちない歩行は、
転倒を予測した、または、
地面の滑り(不安定性)を感じた
脳による無意識下での動きへの制限です。

その結果、動作は乱れ、
普段以上の負担が身体に加わっています。

これに似た状況が、
氷上の歩行ほどではないにしろ、
関節や筋肉に不適切な力が作用した時や
炎症が有るときにも起こっています。

不適切な力とは、
[骨格構造に見合わない方向の力]、
[滑らかではない動きに伴う力学的負担]、
[対応能力を超えた速過ぎる動きに伴う力]
などです。

これらの不適切な力学的条件を切っ掛けに
脳の判断で無意識下に導かれた
必要以上の筋力もまた、
関節の動きを強張らる要因となります。

滑らかではない動きに伴う
力学的負担の増加を招く要因となります。

上記した不適切な力によって
動作や姿勢の異常を感じた脳は、
患部周辺の筋肉の働き内容を
行き過ぎた強い筋力量にするだけでなく、
力の感覚を痛みという感覚に
創り変えているのです。

つまり、
運動機能の異常が基になって、
痛みという動作感覚異常が発生するのです。

痛みという動作感覚異常への対応方法

動作感覚異常の原因や始まりは、
人体構造を害しかねない内容の
身体に加わる力です。

そして、
その力学的条件に対する是非(評価)は、
力を管理する脳の無意識領域で行われます。

ですから、
下間整骨院は、
特殊な運動療法(力学的条件)を用いて
力に反応する脳に訴えかける施術
をします。

下間整骨院での
力学的動作条件を用いた訴えかけ
の具体的な内容は、
力に反応する脳が
『安全だ』と判断できる
力量や速度、方向を
運動状態の中で現すということです。

その内容が、
私の思い通りに出来ているかどうかの
確認手段として、
施術により導いた筋肉の働き内容を
私の手で感じ取り
、参考にしています。

筋肉の緊張度合い(働き内容)は、
その瞬間の状況(身体環境)に対する
脳の無意識の判断を反映させています。

手技で作り出した運動状態の中での
力学的環境(力学的条件)を
脳が『安全だ』と判断すれば、
脳による運動管理状況は改善します。

すなわち、
筋肉の過緊張や痛みは消えます。

手技を施している時に無意識下で起きる
“脳による動作中の筋肉の働き内容の正常化”
が達成されるまで
その手技で導いた運動状態を保ち、
時間をかけて待つことで
正常な動作感覚を脳の中に
創り出されるようにすることが
近年の私の施術方針です。

このような方法を
動作感覚改善療法と名付けました。

動作感覚改善療法は、
既存の力学的条件を用いた運動管理の
との対話手段であるASC他動的運動療法
の中でも更に慢性化した取れにくい痛みを
早期に解消することに特化した療法です。

脳への力学的対話はそのままに、
従来よりも、
血流促進効果に重点を置き、
炎症の慢性化への対策にも配慮しています。

現在の下間整骨院のメイン治療です。

動作感覚改善療法は、
奈良県香芝市の下間整骨院オリジナルの
運動感覚を変える特殊な手技療法です。

動作感覚異常を根本的に改善する
動作感覚改善療法を受けてみられたい人は、

奈良県香芝市の下間整骨院、または、
京橋メディカル・ラボ(女性施術者・女性専用施術院)にお越しください。

フォロー宜しくお願いします


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