なぜ朝方や夜にうずくことが多いのか? ズキズキする痛みの原因

今回は、
『夜中にズキズキと疼いて眠れなかった』
『朝方になるといつもズキズキうずく』
などの時系列があるズキズキする痛み
の原因について書いていきます。

ズキズキする痛みは、
炎症が強いことを意味しています。

もし、
ズキズキ感が強い、または、
軽くても連日続くようであれば、
必ずその痛みの部位に合った
診療科の医師の診察を受けましょう。

起きている時と寝ている時
の違いによる痛みへの影響

起きている行動時間帯と
安静仰臥して寝ている時間帯とで、
痛みに関連が強い生命活動として
最も大きな差がある要素は、
脳の活動状況と血液の循環様式です。

その中でも血液の循環様式としては、
筋肉への循環量は低下し、
同じく、関節液の循環も
行動時間帯に比べて悪くなっています。

この現象が痛みへの影響、
特に炎症に対して強い影響を持っています。

何もしていない時のズキズキ感覚や
ドクドクと脈うつような感覚の痛みは、
自発痛と言われ、
炎症との関連が強い痛みです。

炎症には、色々な物質が関わっていて、
その物質の中に自発痛を導く物質が
混じっています。

痛みを誘発する物質の類を発痛物質といい、
この物質の量が自発痛の出る出ないや
感じ方の強さに関わっています。

発痛物質の量は、
炎症の大きさに比例しますが、
炎症の大きさは組織損傷の大きさに
必ずしも比例する訳ではありません。

詳しくは⇒コチラを御覧ください。

また、
脳も無意識の内に、
炎症状況に対する意識化(痛みの感じ方)
を修飾しています。

炎症状況の意識化とは、
炎症によって創り出された発痛物質を
どの程度の痛みの強さや種類として
意識に感じさるかということです。

現在の医療現場では、
炎症についてのこのような意見は、
患者さんには、ほぼ説明されません。

その最大の理由は、
そのような考え方を利用した
医療対策が確立されていないからです。

当然、
ここで私は書いているわけですから、
下間整骨院には、脳の修飾作用や
炎症への血液循環への対策があります。

私の施術後、合わせて行う
動作修正指導が上手く行けば、
腫れ(炎症)が残っていても
スポーツに関連する痛みは、
殆ど感じなくなることが
下間整骨院では珍しくありません。

寝ている時に
脳のがどのような作業を行っているのか
についての詳細は、未だに未解明です。

夜間の痛みの強調には、
脳による痛み感覚への修飾が行われている
可能性は否定できません。

あくまでも、私の私的意見ですが、
睡眠は、脳の意識に関わる領域の
休息時間帯ですが、痛みを強調することで、
意識の休息時間帯においても
患部の状況を強く認識させたいと、
もしくは、
認識させる必要があると、
感覚を創る作業を行う脳の領域が
判断しているのではないかと思われます。

それゆえに、脳に入ってくる炎症を現す
感覚情報を誇張しているのでは?と考えます。

もしくは、
昼間に比べ、他の感覚情報が少ない夜間は、
痛みの情報が、強調されるのかも知れません。

血液を主とした液体循環が患部滞り、
脳の役割や身体環境が変化していることが
夜中や朝方のズキズキした疼きに
深い関係があると思われます。

その対策としての最優先事項は、
医師の診察を受けることです。

そこで緊急性ある特別な病態が無ければ、
次回のブログの内容を御参考ください。

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