方向転換や草引き姿勢など、膝の変形を防ぐために日常動作の中で気をつけること

下間整骨院に来てくださる

膝の悪い人に対してのアドバイスを

ブログとして書いていこうと思います。

読んで下さった人の御参考になれば幸いです。

方向を変える動作

日常的に非常に多く行われ、

尚且つ、

膝の変形を促す要因になりやすいのが振り向く、

左右に曲がる等の方向を変える時の

脚の使い方の不備です。

向きをかえる時は、

向かう方向の脚を浮かせ、

その足先を目的方向に向けるようにして

方向転換しましょう。

体重が掛かっている方の脚の足先と

骨盤から上の上半身が違う方向を向いていれば、

膝を水平回転方向にねじることになります。

不適切な動作としての水平回転方向のねじりが

何度も繰り返されれば、

その方向に対応出来ない膝関節では、

関節の構成組織である半月板や靭帯、ヒダを

傷付けてしまうことがあります。

それらの傷や傷から起こる炎症と痛みは、

膝関節周辺の筋肉の働きを悪くします

膝関節周辺の筋肉の働きがおかしくなると

滑らかな関節運動が邪魔されてしまいます。

その結果、

関節軟骨の削れ率が多くなって行きます。

関節軟骨の摩耗は、

関節変形の切っ掛けになる現象です。

草引きなどの屈む動作

膝を深く曲げた状態で体重が多く掛かると

体重などの力学的負担から

膝関節を守っている筋肉に

大きな負担をかけることになります。

また、深い角度で折り曲げられたことで

関節の中にある半月板や滑膜ヒダ、翼状ヒダにも

大きな負担が掛かります。

その結果、筋肉の働き内容が悪くなり、

膝の変形の要因である

動きの滑らかさが失われます。

ですから、

長時間の屈み込み姿勢は避けましょう。

低い椅子に座る場合も同様ですので、

膝に慢性化した痛みが有るときは、

車の運転や乗車も長時間にならないように

心掛けましょう。

草引きをどうしてもしなくてはいけない場合、

どちらか一方の膝を地面に着いて行ってください。

膝と地面との間には、

必ずクッション材を敷きましょう。

また、痛みが無くても、

最大で15分までを目安にしましょう。

台所や仕事での立ち姿勢

身体を斜めに使いましょう。

詳しくは ⇒ コチラ

足を揃えて作業台に向かって正面に立つと、

上半身の前傾を伴う作業では、

腰だけでなく、膝にも大きな負担が掛かります。

どちらか一方の足を前に出し、

身体を半身に構えれば、

膝に掛かる負担は少なくなります。

また、体重を主に乗せる足を決めておけば、

体重をあまり乗せていない方の足を

休息させることが出来ます。

疲れたら、足を変える

という工夫によって、足全体だけでなく、

全身に及ぶ負担を減らすのに役立ちます。

階段の上り下り

まず初めに、

階段は、必ず手すりを持ちましょう。

階段を上るときには、

手すりに上半身の体重を預けるように

少し前傾になりましょう。

前に倒れる力を利用しながら

階段を上っていくことで筋力を効率よく使えます。

膝に痛みがあれば、

エレベーターやエスカレーター利用が最善です。

どうしても階段を上る必要が有るときは、

一段、一段、足を揃えては一つ上げを繰り返し、

ゆっくりと上るようにしましょう。

この時、

手すり側に少し半身を前に出すような

身体の斜め使いを取り入れると、

より膝への負担は少なくて済みます。

階段を下りる時は、

横向きに近い体勢になって、

一段ずつ、ゆっくりと下りて行きましょう。

それでも痛みがあったり、

下りる動作に不安があれば、

下る方向に後ろ向きになるに近いような

横向きでゆっくりと下りて行きましょう。

以上、普段から、

膝に変形の傾向がある人に

私がよく行うアドバイスを書いてみました。

御質問などございましたら、

お問い合わせよりお気軽に御連絡ください。

フォロー宜しくお願いします


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