手首周辺の骨折や腱鞘炎、三角線維軟骨損傷について
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手首の関節の特長
手首は多くの動きが出来る関節です。
しかし、筋力が強く発揮できる機能の高い動きや角度は限定的であり、それ以外の動きや角度を動作に取り入れると容易に痛みを出しやすい場所でもあります。
手首や親指を動かすと痛む腱鞘炎の特長
手首の痛みで一般的なのは、腱鞘炎かと思います。
多くは、手の甲側の手首の関節の手前親指寄り(橈骨結節付近)に痛みが出て周辺に腫れが広がっています。
同じように親指の使い方が良くないと手首の手前親指側(茎状突起)付近に痛みと腫れが出るタイプもあります。
手首の怪我である骨折や捻挫、三角線維軟骨損傷の症状と特長
手首の親指側の関節部分にある窪みが怪我をして痛む場合は、舟状骨という骨の骨折の可能性があります。
また、手首を捻挫すると、手首のひら側の小指寄りに痛みが出て、その痛みがいつまでも続く事が度々あります。
これは、その場所にある三角線維軟骨という組織を傷めている可能性が高く、三角線維軟骨は、傷つくと非常に治りにくい組織です。
従って、捻挫をした時は出来るだけ早期に医療機関を訪れ、レントゲン検査と確実な固定をして頂きましょう。
舟状骨付近に痛みがある時は、必ず、『舟状骨をしっかり診てください。』と自ら申し出てください。
舟状骨骨折は、見逃しの多い骨折ですし、レントゲンに写りにくい場所でもあります。
出来れば、回内20~30度の角度でレントゲン撮影をして貰いましょう!
三角線維軟骨部に痛みがある時は、必ず固定をして頂きましょう。
固定を怠れば、必ずと言って良いほど、長引く痛みを残してしまいます。
使い方の特長が招く手首の骨端炎の症状と種類
金槌を打つときの様な叩打動作を繰り返す職業の方には、キンベック病という骨端炎が月状骨という手首の骨で起こることがあります。
この場合、手首の関節の甲側に痛みと腫れが出ます。
腱鞘炎と間違われ易いですので、素人判断せず、いつまでも続く手首の痛みは医療機関でしっかりと検査を受けましょう。
また、よく似た骨端炎は、舟状骨でも起こすことがあり、こちらも判別が難しく、放置すれば後遺症を残すことも少なく有りませんので御注意ください。
手の平から指先までの間の痺れを感じる手根管症候群
手のひらから指にかけて痺れが続く傷病がありますが、この痺れは、手のひら側の手首付近にある手根管というトンネル状のスペースが狭くなって正中神経という神経を圧迫して出ている痺れです。
首からの神経痛の場合も同じような痺れを出しますが、こちらの症状は、手首から先だけではなく、前腕(肘と手首の間)にも痺れが出ていることが殆どです。
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