下間整骨院での頚椎症の治療方法

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この項目では、首の痛みや首から神経痛についての下間整骨院での治療方法とその考え方について書いていきます。

文章中の[脳]という語句の説明

文章中に出てくる[脳]という表現は、意識や意思に関わる脳ではなく、脳の中でも運動調整、動作調整を意識とは関係無く半自動的に行っている無意識領域の脳(の役割)のこと示しています。

頚椎症による痛みや神経痛、筋萎縮の原因と下間整骨院での改善の可能性について

頚椎症の症状は、頚椎の形状変化によるところが大きく、形状変化の度合い次第で改善効果が異なります。

筋肉の萎縮が、手のひらや肩などに現れた場合、首からの(脊髄から分岐した)神経への圧迫が強いことを意味します。

この場合、下間整骨院オリジナルのASC他動的運動療法を用いても改善の範囲は少ないことが多いです。

首や肩に出る痛みのみで、腕(上肢)に神経痛が出ていない状況であれば、首からの神経の圧迫は、少ないか、もしくは、圧迫された状態を脳が調整できていると考えられます。

従って、私の施術により相当な改善が見込めると思います。

頚椎症の痛みが起こる原因やそうなる理由

神経痛に関してはコチラページを御参考ください。

首や肩に出る痛みは、神経の圧迫という要素よりも、頚椎を動かさないようにするための脳の指令で起こる筋肉が過緊張が主な原因です。

いわば、脳による動きへの警戒、または、防衛としての運動機能の調整です。

ところが、本来、身体(首)を守るための脳による調整のはずの筋肉の過緊張が、その過緊張が作り出す抵抗力の影響で動作自体の滑らかさを奪うことになり、頚椎に掛かる負担が普段より増えていまいます。

その増えた負担を感じた脳が痛みを作り出しているという、一般的な関節痛の悪循環と類似の症状です。

このような痛みのことを慢性疼痛と言います。

下間整骨院による頚椎症の痛みを止める方法とその考え方

この症状は、脳の指令である筋肉の過緊張を解消すれば改善されることがほとんどです。

ただし、その方法は簡単ではありません。

脳は、関節を守る為に、必要以上の警戒を示します。(この警戒は、揉んでも押しても消えません)

行きすぎた警戒は、無意識で動きを管理する脳の領域の特徴でもあります。

脳は、一度危険だと判断すると、必要以上に動きへの警戒を持ちます。

その現れが、関節周辺の筋肉を過緊張です。

そうなる理由は、脳自体が、患部の状態を直接理解できないからです。

無意識領域の運動管理役の脳は、負担の大きさや炎症の度合いが感覚神経情報となったものを捉えての判断しか出来ないのです。

そこで、私はASC他動的運動療法を用いて、負担という要素を限りなく削った滑らかな運動(動作)情報を手技で患者さんの身体に他動的に作り出します。

この情報を受けた脳は、安全性を認識して動きへの判断基準を変え、自らが出す筋肉への指令を正常化させます。

動作中の筋肉の働きが正常なものに戻れば、ましてや、それが動きの安全性を感じた脳からの指令によって正常化された内容であれば痛みの情報源である関節への負担は少なくなります。

その結果出来上がった正常な運動感覚情報を運動管理役の脳が感じることによって痛みは収まっていきます。

このようにASC他動的運動療法は、関節周辺に出る動作痛にも高い効果を示し、また、その根拠も非常に科学的で明確です。

大切な首の骨が手術しか改善手段が無くなる前に下間整骨院に御相談ください。