下間整骨院での肩の投球痛の治療方法
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この項目では、野球の投球痛についての下間整骨院の治療方法とその考え方を記していきます。
肩の投球痛の原因や痛む理由と対応方法
ボールを投げた時の投球動作が原因の肩関節の痛みは、腱板や、肩関節周辺組織の傷の度合いとそれに伴う炎症の量に比例します。
炎症が強く起こっている状況では、炎症への対応が優先ですが、炎症がそれほど強くは起こっていない(投げこんだら痛む状況)症例においては、投球動作の修正が治すことへの絶対的な課題となります。
投球動作が痛い理由
腱(筋肉の端)には、本来、痛みを感じるための神経が殆どありません。
しかし、一旦組織に傷がつくと、普段は痛みとして受け止められない、患部に加わる力の量を伝える感覚神経の情報が痛みとして受け止められるようになります。
この状況で力学的不備のある投球動作を続ければ、患部周辺での炎症が大きくなり、力量の情報と合算されて強い痛みが現れるようになります。
投球時肩の痛みへの対応方法
投球痛への対応方法としてのポイントは、まず、肩の組織の傷の度合いを病院で検査して頂く、もしくは、傷の重傷度を予測をして、安静にする必要がある時期(時には手術が必要)なのか、動作修正を行うべき時期なのかをしっかりと見極める必要があります。
安静にする時期ではないと判断された症例においては、肩の投球痛のページで解説させて頂いた肩関節が抜けるような方向の力の量を少なくさせる為の投球動作修正を行っていきます。
投球痛に対する下間整骨院での具体的な対応方法
肩の投球痛への下間整骨院が行う動作修正は、スローイング動作ばかりに注目したものではなく、スローイング動作の時に肩関節が抜けそうな力を受けるような上肢と体幹の動きの同調性の不備が何故起こるのかに注目していきます。
その点について、私の経験から言わせて頂くと、スローイング動作に入る前の動作が非常に重要な影響を与えています。
ただし、個人差がある動作ですので、ここでの詳細解説は止めておきます。
肩関節の投球痛でお困りの方、または、お子さんがその様な状況にある方は、下間整骨院に御気軽にご相談ください。
組織の傷が大きい場合、または、現在受けておられる治療で治らない場合
肩関節周辺組織の傷があまりにも大きくなれば、動作修正を行っても痛みが取りきれないことも少なくありません。
傷が大きければ、手術に至ること(棘上筋腱断裂)も珍しくはありません。
もし、動作修正もされずに対処療法のみの医療を受けておられるなら、セカンドオピニオンをされてみられてはいかがでしょうか?
また、動作修正を受けていても改善しない場合、何故その様に修正するのかを指導者に尋ねてみてください。
誰かの受け売りではなく、自分のしっかりとした意見を力学と解剖学(肩関節周辺の構造)の知識をもって説明出来ないような指導内容であれば、信用に値しない指導者と考えたほうが良いかも知れません。
少し、言葉が過ぎたかも知れませんが、実際に下手な動作修正指導を受けて症状を悪化させるケースが非常に多く、それが、若き人々の夢を奪うということになっているのが私には納得できないのです。
肩の投球痛も手遅れになる前に下間整骨院に御相談ください。