重苦しい背中の痛みの理由や原因分析
背中の痛みは、
内臓疾患の現れの可能性もあり、
自己判断には十分注意が必要です。
夜間や安静時に痛みを感じる場合、
速やかに医療機関で検査を受けてください。
内臓疾患からの反射痛の場合、
安静時のウズキや喉の渇き、胸の痛みなど、
単純に筋肉を傷めた時には有り得ない様な症状を
伴うことが少なく有りません。
背中の肉離れや肋骨骨折もウズキはあります。
ただし、怪我であれば、
その原因がはっきりしていることが殆どです。
また、背中の上半分は、
頚椎由来の神経痛を出しやすい部位でもあり、
その場合、肩甲骨周辺に
痛む場所がはっきりとは特定できない様な痛みが有ることが多いです。
神経痛であれば、首の動きに合わせて症状に変化が出ることが多く、
また、腕にも神経障害による症状が出ていることも少なくは有りません。
時折、ヘルペスを発症する前に
肋間神経痛のような痛みを出すことも有りますので、
何の理由もなく肋骨添いに痛みを感じた時は、
湿疹が出ないかということも注意しておいてください。
本来、背中は動きに伴う痛みを怪我以外で出しにくい部位です。
その理由は、胸椎が水平方向の動きに対応した関節構造をしており、
前後方向の動きに対しても腰椎がその動きに対応するため、
背中には力(動きの負担)の集中が起こりにくい構造条件となっているからです。
尻餅を着いた後に腰の上~背中にかけて痛みが有るときは、
圧迫骨折を疑いレントゲン検査を受けましょう。
下部胸椎は、上部腰椎同様、
“いつの間にか骨折” を起こしやすい場所でも有りますので、
骨粗鬆症の病状をお持ちの方は、
強い痛みが有る時には原因が無くても骨折を疑いましょう。
因みに、下部胸椎や上部腰椎の骨折であっても
腰や背中の痛みよりも、お尻の横に強い痛みが有ることも多いので御注意ください。
背中の痛みについても下間整骨院に御相談ください。