魔女の一突き、ぎっくり腰の原因や症状の解説
ぎっくり腰=急性腰椎捻挫
今回は、
ぎっくり腰の原因や症状についてです。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰の原因は、
腰の関節に加わる力です。
腰の関節を初め、
身体の関節の多くは、
立っているだけでも大きな力を受けています。
このような関節に加わる力の殆どは、
関節にダメージを与えないように
筋肉の働きで処理されています。
そのような筋肉による作用が、
腰の関節で上手くいかなかった時に
起こるのがぎっくり腰です。
余談ですが、
ぎっくり腰の切っ掛けとなる力が、
重いものを持ち上げた瞬間や
単なる咳・くしゃみ、
といった他愛の無い状況での瞬間
であったりすることから、
[魔女の一突き]と形容されることも
有るようです。
筋肉の働きによって上手く
処理することが出来なかった力は、
関節を構成する組織を傷つけ、
傷付いた組織から炎症が起こります。
ただし、
姿勢を変えようとする時の強い痛みは、
炎症そのものの痛みでは無く、
傷付いた組織からの一次痛を
極端に大袈裟に脳が表現している感覚です。
一次痛とは、
身体が傷付いた瞬間に感じる
鋭い痛みのことです。
一次痛の例としては、
針で指を突いた瞬間に感じる痛みです。
因みに、
傷付いた後に感じる鈍い痛みや
炎症によって感じる痛みを
二次痛といいます。
二次痛は、更に、
炎症による痛みと動いた時の動作痛
に大別することが出来ます。
炎症は、
安静にしていると治まって行きます。
ですが、
動作痛は、痛みを感じている動きに
脳が安心感を持たないと解消しない
ことも少なく有りません。
そうなれば、
ぎっくり腰をきっかけに
取れない痛みへと繋がっていきます。
ぎっくり腰の鋭い痛みの正体
通常の一次痛は、
傷の大きさに合わせて
痛みの強さも大きくなる傾向にあります。
傷付いた瞬間や、
傷付いた組織が更に傷付きそうな力
を受けた瞬間に感じる痛みです。
また、
組織が壊されそうな刺激を受けた瞬間
にも一次痛に近い痛みを感じます。
ぎっくり腰の
姿勢を変えようとする時の鋭い痛みも、
一次痛に属す痛みです。
わずかな姿勢の変化によって、
一次痛の様な強く鋭い痛み感じることが
慢性化した腰痛とぎっくり腰との、
症状としての大きな違いでもあります。
そして、
ぎっくり腰の一次痛様の痛みは、
神経組織の働きによって、
通常の一次痛よりも強く表現されている
傾向があります。
ぎっくり腰の時の姿勢変化などで感じる
強い一次痛が創り出されているのは、
神経組織の働きによるところが大きく、
その神経の特殊な感覚形成機能の中にこそ、
ぎっくり腰の鋭い痛みを和らげる
ヒントがあります。
そのお話は、次回のブログにて!
ぎっくり腰の治療は、
歩ける程度なら1~2回で終わります。
動作困難な状況でも、
寝起きの動作がなんとか出来るなら
3回前後で日常復帰、仕事復帰が可能です。
安全確実な治癒を望まれるのであれば、
奈良県香芝市の下間整骨院にお任せください。
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