関節軟骨が薄くなる膝の変形が起こる原因は、筋肉の働きの劣化です。

今回のブログは、
多くの人が悩んでおられる膝の変形、
その中でも関節軟骨の擦り減りに
注目して書いていきます。

関節の定義と関節軟骨の説明

まずは、
関節と関節軟骨についての
簡単な説明をさせて頂きます。

関節は、
2つ以上の骨が連結している場所です。

関節構造の中の骨と骨とが触れ合う面を
関節面といいます。

関節面にある軟骨組織のことを
関節軟骨といいます。

関節軟骨は、
骨と骨とが触れ合う場所を保護する、
または、
関節の角度が変わる時の骨と骨との
擦れ合いで生じる摩擦抵抗を減らす
といった役割を担っています。

関節面の軟骨は、関節動きに伴って
頻繁にこすれ合う組織です。

ですから、
自然な生命の仕組みとして、
痛みを感じる神経や血管は、
関節軟骨の中にはありません。

膝の変形の基盤である
関節軟骨が擦り減る理由

ここから本題に入ります。

関節軟骨は、
関節の動きと共に常に擦れ合っています。

擦れ合うのですから、
日常的に少しずつ擦り減っています。

ただし、
書物によると関節が動く時の関節面
(関節軟骨)での摩擦抵抗力は、
濡れた氷同士が擦れ合う摩擦抵抗力の
10分の1だそうです。

ですから、
通常の関節運動で擦り減る量は非常に微細で、
軟骨が再生される速度に適合しています。

ところが、
筋肉の働きが悪くなっている状態の時は、
関節運動の時の関節面に加わる摩擦抵抗力は、
急激に増加します。

摩擦抵抗力が増えれば、
当然、
関節面の軟骨が擦り減る量は多くなります。

関節軟骨には、
他の組織と同じように再生能力も備わっています。

ですが、
再生能力自体が何らかの方法や切っ掛けで、
通常よりも向上することは有りません。

むしろ、
成人後は、年齢と共に、
再生能力は低くなっていきます。

つまり、
通常の関節軟骨の擦り減る量であれば
再生が間に合っていますが、
関節軟骨の擦り減る量が増えると
再生量が追いつかなくなります。

そうなれば、
時と共に関節軟骨の厚みは、
薄くなっていきます。

この現象がいわゆる膝の変形の出発点です。

本来であれば、
この段階で筋肉の働きを正常に戻す
ような手段を取り入れる必要があります。

ですが、
現在の日本の医療は、
筋肉の働きという要素を
最大に発揮する時の最も単純な筋力量
という方面だけから診ているだけです。

本当に大切なのは、
関節軟骨への負担を最小限にするための
滑らかな動きを演出するのに必要な
筋肉の協調的活動なのです。

私は、それを
『動いた時の筋力量』、もしくは、
『動きの中での筋肉の働き内容』
と表現しています。

関節軟骨の擦り減りと
関節の痛みとの関連性について

関節軟骨自体に神経は有りません。

ですから、
関節軟骨が擦り減ること自体が
直接、痛みになっている訳ではありません。

擦り減った組織の破片が
痛みの素である炎症を引き起こします。

炎症は、勝手に広がっていく傾向が強く、
一度起こると炎症による痛みは、
自動的にどんどん強くなっていきます。

関節の変形に伴って
常在する炎症の影響

炎症は、カルシュウムの沈着を促進します。

したがって、
常在する炎症は余分なカルシュウム沈着を
骨や靭帯に引き起こします。

このカルシュウム沈着も関節変形の原因
となっていきます。

加えて、
炎症による痛みは、
歩くなどの日常動作(筋肉の働き)を乱し、
乱れた動作による偏った荷重は、
膝関節の運動軸をも変えていきます。

その代表例が
O脚やX脚です。

このような経過をたどり、
膝の変形は進んでいきます。

痛み止めの薬や電気治療、
マッサージ、揉む等の鎮痛行為では
解消できない経過です。

当院では、
特殊な運動療法を用いて、
膝の変形からくる痛みに対応しています。

膝の変形からくる痛みについて、
確実な効果をお求めであれば、
下間整骨院に御相談ください。

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