『筋力つけなさい』は、治せない医療機関の言い訳です。

我ながら凄いタイトルですね(笑)

まるで、

医療界に喧嘩を売っているかのようです。

そんな意図は基本的にありません。

私は、平和主義者ですし、

私にも治せない症状はあります。

でも、自分が治せないからといって、

筋力のせい(患者さんのせい)にしたり、

鍛えなさい(無理な課題)などと

幼稚なことは言いません。

自分に治せ無ければ、

正直にお詫びするか、

治る方法や治せる医療手段を

患者さんと一緒に探す努力をするだけです。

医療関係者や

運動屋さん(トレーナー)の使う

困った時のゴマカシ口調に騙され、

痛いのに無理をしてトレーニングに励み、

病状を悪化させてしまう人が多くおられます。

私は、そんな被害に合う人を減らしたくて

今回の記事を書いているだけです。

もちろん、

鍛えて治ることもあります。

ですが、それはただ、

リスキー(危険)な賭けに勝っただけです。

筋力つける・鍛えるという言葉のいい加減さ

筋力(筋肉の収縮形態)の種類

筋力と一口に言っても、

筋肉による力の出し方には、

身体動作への使われ方からしても

・短縮性収縮による筋力
→筋肉の長さが短くなりながらの筋力

・伸長性収縮による筋力
→筋肉の長さが長くなりながらの筋力

・等尺性収縮による筋力
→筋肉の長さが変わらない状態での筋力

に分けることができます。

これらの筋力(筋肉の収縮形態)の違いは、

一つの筋肉が現す筋力の発揮の仕方

(筋力を出す時の様式)の違いです。

その違いは、

神経組織によって伝えられる

筋肉への指令内容の違いで決まります。

少しだけ難しい話になりますが、

神経組織の筋肉への指令内容の違いは、

一本の神経の指令のパターン
(信号の種類)の違いではありません。

複数の神経による

複数の指令の組み合わせ

による違いで現されています。

その運動指令の内容を決めるのは、

脳や脊髄です。

筋力の内容を決める脳の特性

人の動作は、

意識によって感じた

動作目的(動く意味・理由)

を達成する為に

身体の各部(関節)の動きを

無意識下で調整する

ことで成り立っています。

身体の各部の動き、

つまり、

関節の動きを作り出しているのが

筋肉によって発揮される力、

すなわち、筋力です。

そして、

筋肉が発揮する力の種類には、

先に記述したように

大きく別けて3種類あります。

それらの筋力の使われ方の違いは、

無意識下で働く脳によって決められます。

人の動作の構成要素として、

3種類の筋力は、

複雑に作用仕合いながら、

動きの滑らかさや

最適な量の運動力を

作り出しています。

同時に、

運動を無意識下で管理し、

調整している脳の領域は、

自らが作り出した運動計画の

出来栄えも観察(審査)しています。

そこに問題があれば、

瞬時に調整して、

複雑で統合困難なはずの

人の動きを

見事に滑らかに造り上げます。

そこには、

多くの条件を取り入れながら

運動計画を建てている

脳の高度な働きが関わっています。

仮に、

炎症や骨格変形、

関節構造に合わない動き方

などの運動に不利な条件があった場合、

それらの条件も取り入れた

動き方の計画が建てられています。

そのような時、

脳は、自らの身体を守るため、

自己防衛の傾向を強く示します。

その最もありふれた現象が

動きの速度や動き幅を減らす調整です。

この時、

人の動作は劣化しています。

当然、筋力も

正常な使われ方にはなっていません。

現状医療における動きと筋力の関係への解釈レベルの低さ

“筋力”とよく単純に表現されますが、

実際に人が動く時に用いられる筋力は、

その瞬間、瞬間で

堪え間なく変化しています。

また、

運動時の筋力の現し方には、

多くの要素が影響を与えています。

一般的よく用いられている

『筋力をつける』

『鍛える』とは、

3種類の筋力のどれをどのように

鍛えようとしているのでしょうか?

むしろ、

鍛えるって何でしょう?

単純に3種類の筋力を

それぞれに上げたところで、

本当に運動能力の向上に

活かせるのでしょうか?

脳が運動計画を建てる時、

そこに影響を与える可能性がある

動きを劣化させる条件は、

筋力を鍛えるという考え方によって

解決できるのでしょうか?

痛みの解消のための対策として、

鍛えることを勧める人達は、

具体的に細やかなアドバイスを

患者さんにしておられるのでしょうか?

そもそも、

運動や筋力に関する一定レベルの知識を

持っておられるのでしょうか?

また、

ウォーキングなどの日常的な動きを使って

筋力UPを図ることを御指導をされている

ケースもよくあります。

しかし、そこに、

炎症や骨格変形、

それに伴う(影響を受ける)

筋肉の働き内容の変化といった、

動くことへの悪条件の影響は、

考慮されているのでしょうか?

私には多くの疑問が湧いてきます。

脳という器官が関わる
痛みと筋力との複雑な関係

先にも書きましたが、

脳は、様々な条件を反映させて

人の動きを成り立たせています。

そこに炎症や構造上の不適切条件が

取り入れられると人の動きは劣化します。

その目的は、

動きを制限して身体を守るためです。

そして、

動きの質的劣化

とともに現されるのが

痛みという感覚です。

ですから、

動かすと痛いと訴えておられる人に

『筋力をつけろ』というアドバイスは、

その方法論についての具体的な内容と

実際に実行してみて出た結果に基づいた

評価や調整要素が無ければ、

単なる無知で無責任な発言となります。

では、

実際に痛みを抱えておられる人が

自分で出来る努力とは、

どのような事であるのか?

その点については、

次回のブログで書かせて頂きます。

痛みを持っておられる人の運動に

関することもお気軽に

下間整骨院に御相談ください。

フォロー宜しくお願いします


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