肩甲骨内側の鈍痛や内側上(上角)付近の鈍い痛みについて

肩甲骨内側の鈍痛や内側上(上角)付近の鈍い痛みについて

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肩甲骨の内側が凝る、肩甲骨内側が重苦しい、肩甲骨に鈍い痛みがある、これらの症状は、比較的多く聞かれる肩周辺の治りにくい不快感です。

下間整骨院でも上記のような症状で御来院くださる人が多くおられます。

そのような人達の殆どが、頚椎に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄、椎間関節症といった頚椎の形状異常を抱えておられます。

症状予想からして、神経障害性疼痛であると思われるような状況であることが多く、また、そのような予想を基に施術対応を行えば良好な経過となることが殆どです。

そもそも、肩甲骨の内側や内側上方には、極端に大きな負担が加わるような動作条件は、よほど変わった動作をしないかぎりありません。

その理由は簡単で、肩甲骨は、鎖骨と連結されているだけで、

体幹からは、骨格的には浮遊した状態に等しく、それでいてその位置は、体幹に組み込まれたような位置に有るからです。

しかも、肩甲骨に加わる力学的負担は、通常、上肢(腕・肘・前腕・手先・指先)を介する力であり、肩甲骨に伝わる前に、肩の関節という動く範囲の広い関節を経由して伝わります。

身体を木に例えるなら、肩関節は体幹という木の幹から出た枝の付け根のような場所です。

枝に負担が掛かると枝の付け根で折れるように、上肢への負担は、肩関節に集中しやすく、そのような時、肩甲骨に付着している肩関節の動きに関わる筋肉に強い負担が掛かることが殆どです。

肩甲骨に付着している筋肉への負担は、肩甲骨付着部周辺の弾力性ある筋肉の肉の部分(筋腹)よりも肩関節を跨いで腕に向かって配置されている側の腱への負担集積の方が大きくなります。

そのため、肩甲骨周辺での組織損傷よりは、肩関節の腕の骨の上端周辺での組織損傷が圧倒的に多く、

結果的に怪我や動作の不適切性が原因で肩甲骨に力学的負担が集積するような現象は起こりにくく、

その面からも患部環境(組織状況や状態、不適切な力)が原因での痛みは肩甲骨周辺には出にくいといえます。

となれば、そこ現れる痛みの正体は、神経の働き内容が異常を起こしている神経障害性疼痛(違和感や懲り感含)、つまり、神経痛である可能性が高いと言えます。

ただし、背中や肩甲骨周辺には、肺や心臓の異常からくる痛みがでることもあり、神経痛との区別が必要な場所でもあります。

ある程度の予想的鑑別方法もありますが、素人判断は危険ですので、ここにその方法は記しません。

肩甲骨周辺に痛みや違和感が出て、数日間治まらないようであれば、整形外科を受診して、生命に危険な病態が無いことを確認して頂くべきです。

痛みへの対応については、医師の診断内容が、頚椎由来の神経痛で手術の必要性が薄いものや検査上の異常が無いのに出ている症状であれば、御自身の通院による回復度合いでどこを選択するかをお決めになれば良いと思います。

少なくとも5回を目安に改善が自覚できないようであれば、通院しても無駄な医療行為である可能性が高いと私なら考えます。

この私の考え方は、慢性化した運動機能関連の痛みである限り、どのような医療行為に対しても同じであり、私自身の施術行為であっても5回も私の施術を受けて頂いて症状が半分も取れないようであれば、手術など、他の医療行為のことも含めたご相談を患者さんとさせて頂いています。

ただし、それではめったにないことではありますが。

フォロー宜しくお願いします


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