私の指の屈筋腱炎の原因は水鉄砲?思わぬ原因で人は身体を傷めています
私の指の屈筋腱炎の原因は水鉄砲?思わぬ原因で人は身体を傷めています
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今回は、一昨日から発症した私の指の痛みについてのお話です。
痛みの始まりは、クルマ運転席から腕を伸ばし、助手席のドアを閉めた時に人差し指、中指、薬指に鋭い痛みが走ったことでした。
一瞬、痛みで指が伸ばし辛く、バネ指になったのかとも思いました。
しかし、バネ指の発生原因は、指の近位指節間関節(1番先の関節の一つ手前の関節)に
片寄った曲げ方や使い方を繰り返すことであり、発症当時、そのような使い方をしている動作についての記憶が私にはありませんでした。
ところが、本日、原因動作を発見しました。
その原因動作は、なんと水鉄砲でした。(苦笑)
実は、私は、4年ほど前から家庭菜園をしています。
その家庭菜園の一つとして、一昨年から空豆栽培にも挑戦しています。
空豆栽培2度目の挑戦となる今回、プランターを用いて非常に上手く栽培出来ています。
ところが、1週間ほど前からアブラムシが大量発生。
駆除する為に木酢液を噴霧しました。
全く動じないアブラムシ。
この虫の根性、ある意味、尊敬します。
と、呑気なことを言っていると空豆の塩茹でが幻と化してしまいます。
作戦変更です。
今度は、スギナ(つくしの親)を煮た汁を噴霧してみます。
全く動じないアブラムシ。
アブラムシの根性も私の中で敬意から怒りに変わっていきました。
スギナ汁噴霧。
効かないアブラムシ。
激しく噴霧。
動じないアブラムシ。
更に激しく噴霧。
全く動じないアブラムシとイライラする私。
ついに、噴霧をやめ、吐き出し口の調整摘み回し、少し解放して噴霧量を増加。
全く動じないアブラムシ。
更に摘みを回して噴霧量を増加。
すると、噴霧ではなく、水鉄砲状態に。
落ちました。
ついに落ちたのです。
アブラムシがバタバタと。
水鉄砲状に噴出されたスギナ汁の水流に負けてバタバタと落ちていきます。
それから毎日のようにスギナ水流でアブラムシ軍団を落としていきます。
先週末には、殆どアブラムシがいなくなっていました。
ところが、本日、仕事前に空豆を覗いて見ると。
また、アブラムシ軍団が空豆を占拠しておられます。
水鉄砲と化した噴出器を手に、激しく右手で握る緩めるを繰り返し、アブラムシ軍団を水流で落としていきます。
その時、『痛い』という感覚が指から伝わって来ました。
そうです。
私の屈筋腱炎を起こしていた原因動作は、このアブラムシ駆除の為の噴霧動作だったのです。
自分の手の動きを目視してみると、まさしく、近位指節間関節とメインに把握動作しています。
思わず笑ってしまいました。
私は、運動機能に関わる痛みには、ほぼ間違いなく原因動作があると考えています。
スポーツ関連の痛みであれば、その原因動作の検出と修正を施術方針の中心にしているぐらいです。
一般的な膝や腰の痛みでも、いつから起こったのか、どのような姿勢や仕種で痛むかなどの患者さん情報を基に原因動作を探すようにしています。
そのような時、多くの患者さんが自分の痛みの原因動作が解っておられません。
私も例外ではなかったようですね。(笑)
これからは、今まで以上に金田一耕助並の推理力で患者さんが提供してくださる情報の中から痛みの原因動作を追求していこうと思います。
アブラムシ並の根性で。(笑)
最後に誤解があってはいけませんので記しておきますが、文中のアブラムシとは、ゴキブリのことではありません。
植物の水分を新芽や茎から吸う1~2mm程度の緑色の虫のことです。
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