痛みが慢性化して取れない理由

痛みという感覚と力学的刺激

痛みとは、
痛む場所(患部)に
何らかの異常が起こることが原因で
創(つく)り出されている感覚です。

動くと痛みが出たり、
痛みが強くなったりすることはよくあります。

そのことからも御理解頂けると思いますが、
痛みという感覚には、
患部に加わる力が大きく関わっています。

一般感覚と痛みという感覚の相違点

人の感覚は、身体に加わった変化(刺激)を
感覚神経が脳に伝えることで創り出されています。

痛みという感覚も同じです。

ところが、
加重⇒重い、
加温⇒温い・熱い、
温度低下⇒冷たい、
等の感覚と痛みの感覚には
大きな違いがあります。

痛みの感覚源(痛みになる刺激)

痛みという感覚には、
その感覚を導くための
決まった刺激が有りません。

もちろん、
身体が傷付くような刺激に対しては、
直ぐに痛みを感じます。

このような痛みを一次痛といいます。

一次痛は、一瞬の痛みで
身体が傷付くような刺激が無い時には、
通常は、感じることがありません。

身体が傷付くような刺激としては、
一定量以上の強さの力(力刺激)以外にも、
熱、極度の温度低下など、
刺激としては別種類のものも含まれています。

また、
患部の状況次第では、
普段は問題のない範囲の力刺激であっても
痛みを感じることがあります。

その原因としては、
微細血管増殖による炎症の継続や
筋肉の緊張、感覚神経の働きの異常など、
患部近隣の問題と脳の状況判断という要因
とが混ざり合っています。

ただし、
炎症や筋肉の緊張、
感覚神経の働きの異常など、
患部近隣に起こっている病態も、
その改善には脳の判断が大きく関わっています。

痛みと脳の働き

痛みを止めるか、継続させるかという要素は、
その殆どが脳の判断に委ねられています。

しかも、
一旦、脳が患部の異常事態に対して、
患部保護の判断を下せば、
その脳の判断を撤回することが
困難になる傾向があります。

これは、
一種の恐怖経験への記憶に似ています。

恐怖心と痛みの類似点

人は、恐い思いをしたことを
忘れられないことがよくあります。

人の恐怖感覚(恐怖心)は、
生命保護との繋がりを持っています。

痛みという感覚も
身体の保護を目的として
無意識下で創られている感覚です。

痛みがあるから安静に出来るのです。

ところが、
痛みも恐怖経験と同様に、
記憶のように継続される傾向があります。

痛みが続く要因

痛み感覚の継続作業には、
運動機能を管理している脳の領域が
無意識下で関わっているのです。

このような状態が、
多くの関節痛や神経痛の正体です。

昨今注目されている、
不必要な微細血管の増殖と末梢神経炎
という痛みの原因でさえも、
脳の無意識領域での身体管理機能が
血流調整という形で関わっています。

つまり、
痛みは、脳の努力によって
継続されているのです!

脳の努力(痛み継続を目的とした働き)

その努力の主な内容は、
患部での筋肉の緊張度を上げることと、
患部に加わった力刺激を過敏に受け止めて、
または、
痛みに関わる炎症の情報量を多くして、
痛みの感覚を創り易くしていること等です。

痛み感覚への無意識下の脳の判断

無意識領域の脳による
痛みを止めるか継続させるかの判断基準には、
患部周辺の動き方の良し悪しが
大きく関わっています。

無意識領域の判断基準を変える!

高所恐怖症などの恐怖経験も
安全を確保しつつ、
何度も同じことを繰り返せば、
その内容次第で克服することができます。

痛みという感覚も、
動き方の内容次第で
脳の痛み継続の為の努力を
止めることが出来るのです。

ただし、痛みという感覚は、
意識が関わっている恐怖心とは違います。

痛みを創るのに関わりの深い脳の領域は、
無意識の脳の領域です。

その無意識領域の中でも、
運動機能に関わる領域と関わりが強く、
この運動機能の調整に関わる脳の場所に
大きな影響力を持つのは力の刺激です。

身体に加わる力の分析と対応が
運動機能に関わる脳領域の役割です。

ですから、
力刺激をどう使うか、
つまり、どのような動き方をするのか
によって痛みの強弱に影響があります。

ただし、
痛みを創る努力をしている時の脳は、
力刺激の多くを簡単に拒否(痛みに)します。

その難解な問題を根本的に解決するには、
脳に感覚神経を通じて
理想的な力刺激(運動環境・動き方)を
最適の量で伝える必要があります。

それを実現しているのが
下間整骨院オリジナルのASC他動的運動療法なのです。

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