痛くてスポーツが出来ない人が自分で出来ること

動作修正ブログも4記事目になりました。

今回のブログから
私の記事にたどり着かれた人は、
必ず、以下の3つの記事を
先にお読みください。

スポーツ障害が慢性疼痛となって長引く理由
と治すため考え方

スポーツ障害の原因である問題動作を
自分で見つける方法

スポーツが出来ない痛みを
自分で治す方法を教えます。

水平方向の動きが
上手く出来ない理由と修正方法、

身体が水平方向に動く時、
その動きの幅の大きさには関係無く、
水平方向への動き方が適切で無ければ、
その動きの方向に対応出来ない
関節や骨に大きな負担が掛かります。

スポーツに関連した動作では、
通常、この水平方向の動きは、
その殆どを地面と足の裏との間での
方向転換によって表現します。

この表現が上手く行かなければ、
前回のブログに記載した身体の各部に
水平方向の力が大きく加わる事になります。

この水平方向の動きにおいて、
地面と足裏との方向転換が
上手く行かない一番の理由は、
重力を上手くコントロール出来ていない
ことにあります。

水平方向の動きは、
独楽(コマ)と同じ動きです。

ですから、
回転の中心となる軸が必要です。

その軸となる場所は、
人の身体では、どちらか一方の足になり、
そこには、多くの体重(重力)が
集中することになります。

体重が集まった足裏は、
その方向を地面から変える時には、
色々な数多くの制約が掛かります。

例えば、
独楽の様に出来るだけ狭い範囲一点
(足裏の一部)に体重を集中させなければ
上手く水平方向の動きが表現できません。

しかもそれは、
スポーツとしての動きが
その場所での軸回転に限定される時には
可能ですが、
前進する動きやジャンプに合わせての
方向転換を行うような動作の時には、
軸足裏の一点に体重を集める事は難しく、
その方法では上手く水平方向の動きを
表現できないことも少なくありません。

そんな動作シーンでは、
身体の方向を変える動きの直前に、
あらかじめ軸足の爪先の向きを
最終的に身体が向かう方向に向けて
接地させることで、
身体の向きを水平方向沿って上手く
変えることが出来ます。

しかし、
制止した状況や
すでに軸足に体重が乗った状況から
水平方向への動きが必要な動作では、
先述の方法は使えません。

そこで、
そのようなシーンでは、
軸足を一瞬浮かす様な動きをして、
その瞬間に爪先の向きを
最終的に身体が向かいたい方向へと
変換させます。
(カカトを回すようにすると上手くいきます)

そうすれば、
水平方向への動きが、
理想通りに足裏と地面との間で表現され、
身体の各部への水平方向の負担が激減します。

このように出来れば、
運動管理に携わる脳は、
その動きへの拒絶を止め、
その結果、動きの中での痛みは解消されます。

もちろん、
それぞれのスポーツや動作によって、
修正方法の違いは有りますが、
その基本的な考えは、
ここに書いた方法のいずれかを
当てはめるだけで解決すると思います。

それでも、御自分で解決できなければ、
私にお問い合わせくだされば
アドバイスさせて頂きます。

学生の人に限定ですが、
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前方向の動きが
上手く出来ない理由と修正方法

前方向の動きが上手く行かない状況は、
大きく分けて2つ有ります。

一つは、
身体の前に出した方の足からの抵抗力が
動作全体に強く作用し過ぎている時です。

もう一つは、
前方への慣性力を兼ね合わせた
前後の体重バランスが
上手くいっていない時です。

体重バランスの解説は、
後の項目でお話します。

ここでは、
身体の前方に出した足を通じての
身体全体の動きを止める方向への力が
増え過ぎた時の影響と
その対策について書かせて頂きます。

通常、運動を始めると
運動方向に同調した力が続く様な
力学的作用が起こります。

この現象を慣性の法則と言い、
その時に運動状態継続に作用する力を
慣性力と言います。

運動の質の高さは、
この慣性力と重力のコントロール能力
によって大きく左右されます。

慣性力へのコントロール能力の向上は、
慣性力の方向に沿って
自身の出力を上げていく動作の場合、
動き全体の方向性が動作の完了時まで
変わらないような動作であれば、
慣性力とは異なる方向の動きを
出来るだけ少なくすることで達成できます。

動き全体の方向性を変えながらの動作では、
動きの方向を変えつつも、
全体の動きの勢いを減らさない様にする
ことが重要です。

それには、
前の項目で解説した
水平方向の動きの効率化を図るための
動きの工夫が役に立ちます。

スポーツ障害との関連性が
最も強い前方向の動き(動作)は、
前方に足を出して慣性力を止める動きです。
(ストップ動作)

または、
慣性力を止めては行けないはずの
走行などの動作の中に
慣性力を止めているような動き
が入っている状況です。

慣性力を止める様なストップ動作は、
身体の前に出した足一本だけで
止めるだけでは効率的とは言えません。

その一つ手前の動作の時に、
少し沈み込むような動き(重力の利用)と
更にその手前の動作として、
身体全体の水平方向の動きを取り入れた
向きの転換を用いて効率化を図ります。

その身体全体の方向転換の取り入れ方は、
水平方向の項目で説明した、
接地前に爪先の方向を変える方法が最適です。

下方向(地面方向)に向かう力(重力・体重)を
上手く取り入れることが出来れば、
止まる時の身体への負担が大幅に減少します。

それに加えて、
慣性力の方向に対して、
横向きに身体を使えば、
直立動作においての最も止まりやすい
身体構造上の条件が整います。

また、
前方向の慣性力を
ジャンプする方向の力に切り換える場合も
水平方向の動きを必要な動き幅だけ取り入れ、
加えて、
踏み切り足を出す前の動作での沈み込む動き
も同調させて必要な量だけ取り入れれば、
踏み切り足から伝わる
慣性力を止める方向の力の量を
調整・利用することが出来ます。

ただし、
どちらかというと、
助走からのジャンプ動作において、
スポーツ障害の原因となりやすいのは、
ジャンプする前に沈み込む動きの時や
着地の時の沈み込む動きにおいての
前後バランスの乱れの方です。

この解説は、バランスの項目で
説明している内容を御参考ください。

横方向の動きが
上手く出来ない理由と修正方法

横方向動きが上手く出来ない理由は、
身体全体使い方を動きたい方向に対して、
真横にしているからです。
(蟹の横歩きのように)

先の項目に書きましたが、
止まる時には、身体全体を
進行方向に対して横向きすると
身体の使い方次第では止まりやすい
動作条件を作り出すことができます。

逆に言えば、
運動方向を作り出す、または、
継続させる場合には
身体の横方向の動きを
運動方向に同調させて用いることは、
動作効率が良いとは言えません。

ただし、
バスケットのディフェンス時の動きで
よく観られるように
横方向の相手の動きを自身も横向きで
追いかけていくような動きする時には、
相手の動きを邪魔する、変化に対応する、
などの条件を満たすために
横方向の動きを行う必要があります。

この時に動きのスピードアップを図れば、
真正直な横方向の動きが
身体に大きな負担をかけてしまいます。

この動作の対策としては、
上半身(顔)は、相手に対して正面を、
下半身は股関節を中心に片足ずつ
水平方向動きを少し取り入れながら
進行方向に爪先向けるようにして動くと
動きの効率性が上がります。

その理由は簡単です。

横方向動きに膝や股関節が得意いとする
運動方向を合わせるようにしているからです。

そのようにすれば、
無理なくスピードアップができ、
身体の側面(主に膝や足首外側)
への負担も少なくて済みます。

また、
横方向の動きの不適切さが原因である痛み
の例としては特殊なケースとなりますが、
投球時の肘の痛みは、
変化球の投げ方が原因となる場合を除き、
投球時に、上半身の横方向への動きが
不必要に大きく取り込まれていることに
関連していることがよくあります。

これは横方向への動き方が悪いのではなく、
その原因の多くが、
投球動作時の前方向へと向かうシーンでの
膝から上の身体の移動動作が
不適切であることの影響を受けています。

この動作の範囲が必要量に達していなければ、
そ動き幅を補うために、
身体はボールから離れるように
横方向に大きく傾いていきます。

この横方向の大きな動きが、
肘の内側に引きちぎるような力となって働き
肘に痛みを作り上げるのです。

前後のバランスに関連する
ジャンプや投球などの動作修正について

最後に、動作修正の中でも
最も原因動作が見付け難く、
そして、修正しにくい傾向にある
バランスについての解説をしていきます。

運動とは、
自分の筋肉が出す力(筋力)、体重(重力)、
慣性力、遠心力、摩擦抵抗力、反発力
などの力の要素を上手くコントロールして
目的を達成する行為です。

これらの力の要素は、互いに影響し合い、
動作の瞬間瞬間でその量が変化しています。

その中で、
どの瞬間に前後のバランスが
崩れているのかを他者が観て
見極めるのは、普通は不可能です。
(私にはできますが)

ですから、
動作中のバランスの乱れを
痛みの原因動作として
特定することが難しく、
多くの治らないスポーツ障害の原因
となっています。

ですが、
全く方法が無い訳では有りません。

ある方法を使えば、自分の動作であれば、
前後バランスの不適切さを見つけられる
可能性は有ります。

その方法とは、
まずはじめに、御自身の痛みの場所と
その特長を知ることです。

通常の人の動きでは、
動作中の前後バランスの多少の不備は、
筋肉の働きでおぎなわれています。

その筋力による補い量が多いと
補っている筋肉の端(腱)や
その筋肉が跨いでいる関節に
痛みが現れることがよくあります。

そのことをまず、知っておきましょう。

そのような痛みがあれば、
その痛みに注目しつつ、
スポーツで使う動作の全てを
ゆっくりと行ってみます。

その時、痛む場所が引っ張られるような
動作シーンがあれば、
そのシーンで前後バランスの不備がある
可能性は高くなります。

実は、動きの中での前後バランスを
大きく左右する要素は、
膝関節の曲げ角度にあります。

その特性は、身体の前に出した足が
接地した時の膝の曲げ角度が深いほど、
身体全体の前後バランスは、前寄りに、
逆に伸びていると後ろ寄りになります。

これを投球動作で考えれば、
腕をトップ位置から振り下ろす動作の
少し前の脚を前に出す動作の時、
前に出した脚が接地した時の
膝関節の角度次第で
身体全体の動きが
前方向に行きやすくなったり、
逆に前に行きにくくなったりします。

多くの場合、
前に出した脚の膝が曲がりが不十分で、
前方向に向かう身体全体の運動力が止まり、
後方寄りの体重バランスとなることが、
肩の障害や肘痛みの原因になっています。

走る動作に関連した動きで
同様の現象が起こっていれば、膝の前に、
投球動作では、肩に、
それぞれ引っ張られているような力と
痛みを感じるはずです。

このような自分の感覚を頼りにして
原因動作を特定し、
膝の角度を調整しつつ、
患部への引っ張る力の感じ方を
減らしていってください。

これが、
御自分で前後バランスの不備
によるスポーツ障害を治す
唯一の方法だと思います。

スポーツの動きの中の前後バランスの乱れは、
その殆どが膝の前面か、もしくは、
太ももの前面や後面に痛みが出ます。

この痛みの出る場所も
バランスの乱れた原因動作を探す
目安にしてみてください。

因みに、
仕事や日常動作での前後バランスの不備、
特に上半身の体重の前への偏りは、
腰の痛みになりやすい傾向があります。

まとめとして

今回の記事は、治療家が読んでも
一生の宝物になる程の内容となるように
書いたつもりです。

ですが、
その内容は、理解するのに難しいと
考えられます。

このブログ作成時間は、約8時間です。

私自身の20年以上に渡る治療経験と知識を
精一杯書いてみました。

同業者に対しては、
大切な知識の漏洩になりますが、
そのことで、まともな対応ができる
医療関係者が増えるのであれば、
スポーツ障害で夢を失う若者が減るはずです。

そうなること願って、
このブログを締めくくりたいと思います。

スポーツ障害で悩んでおられる人達にとって、
このブログが解決策を見付けて頂ける
切っ掛けにれば幸いです。

御自分一人では難しいと感じられたら
下間整骨院に御相談ください。

私に任せて頂ければ、
組織に大きなダメージが無ければ、
練習を休まずとも早期に改善できる
可能性は多いに有ります。

私の文章力の無さゆえに
本文の内容が理解しにくい場合は、
お気軽にお問い合わせから御相談ください。

フォロー宜しくお願いします


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