椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛に対するASC他動的運動療法の効果

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛に対するASC他動的運動療法の効果

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坐骨神経痛という感覚

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛は、椎間板の突出部の圧迫により坐骨神経という神経の働きが正常な状態から変化したことで出ている感覚です。

脳の判断による影響

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛が出るか出ないのかは、脳の判断によって決められています。

脳は全身にくまなく配置された感覚神経からの信号に基づいて色々な感覚を創り出しています。

その中でも痛みという感覚、特に神経痛は、脳自体の判断によって痛いという感覚を創るかどうかを決めている要素が非常に大きいのです。

ASC他動的運動療法とは?

ASC他動的運動療法とは、私が考案した運動療法です。

患者さんの手や足を私が非常に穏やかな動きで動かし、僅かな力を複数箇所に分けて柔らかに加えることを特長とした手技療法です。

その目的は、運動している状態を筋肉に作り出し、その手技療法で作り出した運動感覚を脳に評価させて痛みを出す必要性を無くさせる特殊な考え方の手技運動療法です。

しかも、ASC他動的運動療法が患者さんの脳に受け入れられているかどうかを施術中の筋肉の働き内容から推測することができます。

脳の現時点での運動への評価は、複数の要因と合わさって筋肉の仕事内容(筋力量)に反映されます。

筋肉の働き内容は、色々な要因の影響を受けて決められています。

従って、運動状態を作り出すASC他動的運動療法を行っている時の状況も脳の運動評価の対象であり、その評価は、即座に筋肉の働き内容として現させれてきます。

施術中の筋肉の活動量を手で感じ取りながら、私は、ASC他動的運動療法の力加減を行います。

つまり、ASC他動的運動療法として作り出した運動状態を”運動管理を行う脳の領域”が良い評価を下すまで探し、調整し続けるのです。

その微調整を脳が好む種類の運動状況に合わせて行うことで、”運動感覚に携わる脳の領域”に正しい運動感覚を作り出させていくことがASC他動的運動療法の目的であり、正しい運動感覚が出来上がれば、異常な運動感覚である痛みは消えていくのです。

脳の間違った評価は、評価基準を変えることで解決させる。

坐骨神経痛を初め、神経痛は脳の運動感覚の中に紛れ込んだ間違った運動評価です。

その間違いは、椎間板ヘルニアの影響による感覚神経の働き内容の変化によって起きています。

つまり、脳は、神経の働き内容の変化を感じ取れるのです。

変化を感じ取れるということは、変化前の状況を憶えている必要があります。

ただ、その変化前の運動の適切さへの評価基準も絶対に揺るがないものではありません。

そして、運動への評価基準は、患部周辺に負担をかけない運動を行わせ、それを脳が受け入れて筋肉の働き内容が適正化されれば、その時の運動内容が今後の運動の評価基準となります。

つまり、椎間板ヘルニアによる影響がある状態の運動が運動の評価基準として脳に記憶されます。

結果的に、椎間板ヘルニアによる坐骨神経の働き内容の変化は、運動への評価基準が、ヘルニアによる影響下での坐骨神経の働き内容になったことで現時点と評価基準との差が無くなったということです。

つまり、脳が正常だと記憶している運動状況(運動時の力学的条件)と現在の状況での運動状況との差がなくなったということは、痛みという感覚を創り出す必要性が無くなったということです。

この状況意図的に作り上げていく特殊な手技療法が私が考案したASC他動的運動療法なのです。

何となくでも御理解頂けたでしょうか?

少し難しい内容でしたが、簡単にいうと、脳の感覚評価には、評価するための基準があって、その基準と現状の運動状況との差が神経痛であり、その評価基準を変えて現状との差を無くせば痛みはなくなるということです。

全ての坐骨神経痛を取ることが出来るとまでは言えませんが、相当に高い確率で坐骨神経痛を消すことが私には出来ています。

坐骨神経痛は、奈良県香芝市の下間整骨院にお気軽に御相段ください。

フォロー宜しくお願いします


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