椅子に座ると腰が痛い、台所仕事で足が痛い等の日常動作の痛みについて

今回のブログは、

・椅子に座ると腰が痛む、

・台所仕事で痛む、

・パソコン作業で首が凝る、

などの特定の日常動作の痛みに対する
動作修正のお話です。

それぞれを詳細に書いて行くには、
一つの記事内では難しいので、
今回は、比較的、大きなくくりで
日常生活動作の修正指導についての必要性と
重要なポイントを書いていきます。

慢性化した痛みと
身体加わる力との関係

慢性化した痛みは、
身体に加わる力の影響を
大きく受けています。

痛みと身体に加わる力との関係については、
多くの人が経験しておられます。

例えば、
『平地をゆっくり歩くのは痛まないが、
早く歩くと痛みがある。』
といった具合です。

同じ歩行動作でも
歩幅や速度の違いによって
痛みが出たり、出なかったりします。

歩幅や速度の違いは、
身体に加わる力の違いと考えて良いでしょう。

このように、
経験においては、多くの人が
身体に加わる力と痛みの関係を御存じです。

身体に加わる力と痛みの関係には、
いくつかの特徴があります。

その中でも、
今回のブログのテーマに関係の深い特徴は、
身体構造、特に、関節構造と
そこに加わる力の方向との間に
痛みの強さが関係しているという特徴です。

関節に加わる力の方向と
痛みとの関係について

身体に加わる力の中でも、
動いている時に加わる力を動的荷重、
同じ姿勢を続けている時に加わる力を
静的荷重と呼ぶことにします。

動的荷重において、
痛みの強さに影響を与えやすい力の方向は、
関節が自然に動く方向から
外れた方向の力です。

膝関節で例えるなら、
曲げ伸ばし以外の方向の力です。

なぜ、
関節が自然に動く方向以外の力が
痛みの強さを高める傾向があるのか
ということへの理由は、極めて単純です。

関節に不適切な方向の力が加わることで、
関節構造が壊されるというイメージを
脳が感じとるからです。

このような力を
歩行やその他の日常の動きから
見つけ、取り除く努力をすること
が動作修正の基本であり、
関節痛を取り除くための根本的な対策です。

動的加重の質を上げるための
日常動作の検出

動作修正の完成度(成功率)は、
強い炎症が患部に無い限り、
痛みという感覚の強さで
推し量ることができます。

ただし、
不適切な方向の力が微弱であったり、
痛みの原因となる動きがゆっくりであれば、
痛みという感覚は、認識し辛くなります。

ですから、
日常生活動作の中に
痛みの原因となる動作が紛れていても
本人には、気づけないこともあります。

そのような動作の中には、
健康体操やトレーニングに
関わる動作もよく見受けられます。

例え痛みが感じられなくても、
関節にとって自然ではない様な動きや
日常生活動作の中ではあまり
使わないような関節の角度になる運動は、
後から痛みが出る要因となりますので
そのような動作を行う場合、注意が必要です。

この点に関しては、
ヨガや健康体操のお話として、
コチラのブログで詳しくお伝えしています。

できれば、
御自分で取り組む痛みへの対策としては、
健康体操やトレーニングを用いるよりも、
日常生活の中でよく行う動き方や姿勢に
注目した痛みの原因動作の検出と修正に
重きを置く方が良いと思われます。

痛みへの対策として、
鍛えるという考えで臨むのでは無く、
負担を取り除くという考えを持ってください。

普段の日常動作以外の動きや
痛みのある動きは行わない、
もしくは、その動きを修正する。

それだけでも、
慢性化した痛みを和らげる効果は、
少なくはありません。

静的加重による
痛みの誘発を防ぐ方法

次に静的荷重と
痛みを誘発しやすい力の方向についての
関連性のお話をさせて頂きます。

静的荷重が加わることによる痛みは、
殆どの例で、
人の身体バランスを崩す方向の力が
によって誘発されています。

人は、倒れそうな方向に掛かっている力への
認識をある程度の範囲では、殆ど持ちません。

これは、
姿勢維持の為のバランス修正や
動作の細やかな調整が
脳の無意識の領域で行われているからです。

ところが、
姿勢維持の為のバランス修正を
長時間続けることで、
その役割を担っている筋肉は疲労します。

疲労した筋肉は硬くなり、
その働きが劣化します。

筋肉が硬くなると、
その筋肉が着いている骨に関連した関節には、
いつも以上の圧迫力が加わることになります。

もし、
圧迫力が加わった関節が、
普段から痛みが出やすい関節であれば、
脳は、その関節に加わる圧迫力を
過敏に受け止めて痛みという感覚を
意識の中に創り出します。

ですから、
その対策としては、
バランスを崩しにくい姿勢を取ることと、
長時間、同じ体勢をとらない
ということになります。

例えば、
台所仕事であれば、
仕事をする対象物(シンクなど)に対して、
どちらか一方の足を前に出し、
足を前後に開いて、
体幹を少し半身状態にすれば、
作業を行う為に前に出ている上半身の重みを
前に出ている足から後ろに位置している
体の体重で打ち消すことができます。

これだけでも、
静的荷重による身体への悪影響を
相当に少なくする効果があります。

ただし、
静的荷重による痛みへの影響は、
同一姿勢を継続する時間の長さ
という要因も非常に大きく、
その点にも配慮が必要です。

例えば、
少しずつでも姿勢を変える等、
一定時間以上の同一姿勢を続けない
工夫をすることが重要です。

姿勢や動作の修正も
下間整骨院に御相談ください。

一般の人が取り組む、
[他動的運動を利用した新しい運動の形]
に御興味のある人は、
コチラのページを御覧ください。

フォロー宜しくお願いします


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