朝起きたら首や腰が痛い時の枕の高さや寝具の選び方

枕の高さや寝るときの姿勢は、
どうすれば良いのか?

そのような御質問を
朝起きた時の首や腰の痛みに関連して、
患者さんからよく伺います。

それに対する私の返答は、
いつも至ってシンプルです。
私の考える枕の高さ

『枕の高さは、
御自身の楽な寝る姿勢に合わせて、
その姿勢の時に楽に感じる高さが
良いと思います。』

『寝る姿勢に関しては、
御自身が最も楽に感じる姿勢が良いですよ。』

ほぼ、すべての人の御質問に対して、
私は、そのようにお答えしています。

その根拠は、
運動機能を管理する無意識下で働く脳は、
身体に負担を感じると
不快感、つまり、痛みという感覚を
意識の中に創り出すからです。

楽だと言うことは、
不快感の要因は無いということです。
(微妙な話ですが、気持ち良いとは違います)

つまり、
不快感の代表的な感覚である
痛みという感覚を
脳が創りにくい姿勢と考えて良いでしょう。

二種類の身体特性と寝る姿勢

本来、
人の体形の中でも、
身体の前後方向の屈み具合には、
細かく分けると多様な個人差があります。

そして、
安静状態の意識としては、
脱力している時の筋肉の緊張の割合にも
個人差があります。

※筋肉は意識上脱力していても
ある程度は緊張(活動)しています。

寝ている時の身体条件には、
上記の二つの特性が当てはまります。

ですから、
単純に首の湾曲の形状をだけを見て、
最適な枕の高さを決めることには、
多いに無理があります。

外観からの枕の高さの選択でさえ、
せめて、背中の丸みにも配慮した上で、
首の湾曲の形状に添った枕の選択が必要です。

しかも、
首や背中形状への配慮は、
楽に寝られる姿勢との関係も
考慮したものでなくてはいけません。

また、先ほど挙げた、
脱力状態での筋肉の緊張割合いへの配慮も
寝た姿勢で苦痛を感じない為には、
非常に大切な要素となります。

寝る姿勢や枕の選択においての
決め手は、本人の感覚!

ですから、
単純に他者が枕の高さを決めるよりも、
自分自身の感覚で『楽だ』と感じること
を頼りに枕の高さをお決めになる事が
最善の手段となります。

寝る姿勢も同じです。

個人の体形も、
意識上で脱力している時の筋肉の緊張割合も、
寝具に対する適合性も、
それぞれに個人差があります。

ですから、
眠る時の最も良い姿勢というのは、
確定的なものがあるわけではありません。

そして、
本人以外の誰かが見付けることも
出来ません。

本人が楽だと感じる感覚に頼って
眠る姿勢を決めるしかありません。

その感覚は、間違いではありませんので、
本人が楽だという感覚に頼って選ぶ姿勢こそ、
最も良い就寝姿勢なのです。

寝る姿勢と時間的加重とその対策

しかし、
どのような適切な就寝姿勢であっても、
長時間続くと
同じ場所に同じ方向の力が掛かり続けます。

この状態を
力の時間的加重(静的加重)といいます。

身体に加わる力の時間的加重は、
脳に大きな負担として印象付けられたり、
その結果としての、筋肉の緊張割合を
必要以上に高めることにもなります。

ですから、
できれば、寝返りが打ちやすい条件
を揃えておきましょう。

例えば、
寝返りが打ちやすい方向があるならば、
布団の中の寝返りし易い側のスペースを
予め空けておいて寝る、もしくは、
寝返りがし辛いような
軟らか過ぎる寝具は避ける
といった工夫をすることが大切です。

寝返りを打つことを前提
とした枕選び

寝返りを前提にするのであれば、
枕は、使う面を変えるなどして、
仰向けの時と横向きの時とで
その高さを変えられるようにしましょう。

いっそのこと
2つ用意しておいても良いと思います。

私のお勧めは、
蕎麦アレルギーが無いのであれば、
蕎麦殻の枕です。

安くて、形状の変化が効きやすく、
適度な軟らかさですから、
いろいろな使い方に対応しやすい上に、
2個購入しても大した金額では有りません。

蕎麦殻枕を2個ご使用になる場合、
一つはそのままで、もう一つは、
蕎麦殻を片寄らせて余った側の端の布を
縫い付け型崩れしにくくしておきましょう。

そのまま使用する枕は、あお向け用、
型崩れしにくくした枕は、横向き用
として使用すると便利です。

因みに、
朝起きた時の腰や首の痛みは、
枕や寝具、寝る姿勢と、
必ずしも、関係しているとは言えません。

前日の作業量や長時間の同一姿勢、
時には、健康目的の体操やトレーニングが
起床時の首の痛みや腰の痛みに
大きな影響を与えていることもあります。

日常動作や姿勢と痛みとの関係については、
コチラをクリックしてお読みください。

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