手技療法講習を受けて下さった人に役立てて頂きたい知識

手技療法講習を受けて下さった人に役立てて頂きたい知識

 

この記事は、下間整骨院でパートナーケアとして手技療法を習得して頂いた人、

または、今後、御家族の為にASC他動的運動療法を身につけることをお望みの人にとって

役立てて頂きたい知識を書いています。

 

ASC他動的運動療法は、神経組織の働きを利用した特殊な運動療法です。

 

ですから、まずは、⇒最低限の神経組織の知識を身につけておいてください。

痛みや運動機能は脳が決めています。

ASC他動的運動療法は、脳の運動判断や運動感覚を創る働きに訴えかける運動療法です。

 

痛みの感覚が出ている時や動きが上手く表現出来ていない時は、

脳での正常な運動情報の処理が上手くいっていない時です。

痛みを取り除いたり、運動能力を高めるには?

痛みを取り除く最善の手段は、患部からの痛みの情報源を無くすことで

脳の運動情報の処理を正確に行わせるようにすることです。

 

患部からの痛みの情報源としての代表的なものは、

炎症と患部に加わる不適切な力の情報です。

 

炎症は、組織を傷付けることで起こります。

 

ただ、多く炎症は、患部を一定期間安静にするか正しく使えば消えていきます。

 

患部に加わる不適切な力は、人の構造に見合わない動き方と

動くことや姿勢の維持に関係する筋肉の働き内容の不具合とによって作り出されています。

 

これらの痛みの要素の一部を無くすことで痛みは和らぎます。

 

もちろん、全ての要素を無くす事ができれば痛みは消えます。

 

その方法の一つが、脳が感じる正しい動きなのです。

 

正しい動きとは、人の構造と個人の能力にあった動きです。

 

脳が自ら身体(患部)の動きが正しく行われていると判断すれば、

動きの異常を現す感覚である痛みという感覚を創らなくなります。

 

そして、脳によって作られている筋肉の働き内容も正常になり、

その結果、炎症も起こりにくくなり、痛みの情報源は無くなって行きます。

 

ただし、正しい動きを筋肉の働き内容の異常がある状況で

患者さん自身が行うことは、大変難しいのが現実です。

 

そこで、実際に患者さんが行った運動と同じように感じられる動きを

他者が患者さんの身体(手や足)を動かして作り出すことができる運動療法、

即ち、ASC他動的運動療法を用いて痛みの解消を図るのです。

 

患者さん本人以外の他者が患者さんの身体を動かす方法の運動療法を

他動的運動療法といいます。

 

ASC他動的運動療法は、その他動的運動療法を

ここに書かせて頂いた考え方を基に作られた

脳の運動感覚や運動調整に影響を与えることを目的とした特殊な運動療法です。

 

ASC他動的運動療法を行うことの注意点

  1. 患者さんの身体は、ゆっくりと動かしてください。(速度は秒速1~2cmです)
  2. 動かす順番を私が指導させて頂いた通りにしてください。
  3. 動かす方向を私が指導させて頂いた通りにしてください。
  4. 患者さん手や足を強く握らないでください。
  5. 患者さんの重みを最小限の力で支えられるように術者の位置や姿勢を正しい方法で行ってください。

 

1の理由→脳は緩やかな動きである方が動きの情報処理が上手くできます。(動きの滑らかさも重要です)

2の理由→私は、脳が理想的と感じやすい動きのタイミングを指導させて頂いています。

3の理由→私は、脳が理想的と感じやすい方向の動きを指導させて頂いています。

4の理由→強く握ると患者さんの意識とは、関係なく、筋肉は過緊張しやすくなります。

5の理由→術者(手技を行う者)の位置や姿勢は手技に思わぬ影響を与えます。

 

最後に今回の記事で私が[脳]と表現しているのは、

運動機能の管理を行っている脳の領域のことを指していると御理解ください。

 

運動機能の管理は、その殆どが無意識で行われているため、

その脳の領域へのアプローチに患者さんの意識は必要ありません。

 

ですから、患者さんは、寝ておられても問題ありませんし、

できる限り患者さんが運動意識を持たない脱力状態でASC他動的運動療法を行ってください。

 

下間整骨院では、痛みや運動障害への施術を

患者さんの御家族の人が行う為の指導をしております。

 

本来のASC他動的運動療法は、

その修得に大変な努力が必要な手技療法です。

 

ただし、その方法論確かさゆえに、

簡単に行える安全な方法もたくさんあります。

 

そして、簡単な手技であっても安全で効果が十分にあります。

 

下間整骨院への来院が困難な人は、

ASC他動的運動療法を御家族の人に学んで頂き、

御家族間で痛みの緩和や運動機能回復に励まれてはいかがでしょう。

 

もちろん、医療機関の検査を怠って、

または、指示を無視してという意味ではありません。

 

対象者なる人の症状は、動くことを医師から制限されておらず、

極端な痛みや麻痺がない人です。

 

例えば、御高齢の人の日常生活に必要な運動機能の維持(寝たきり防止)、

お子さん内股歩き矯正

脳梗塞後の機能回復

妊婦さんの腰痛 などです。

 

この試みを下間整骨院では、パートナーケアと呼んでおります。

 

大切な御家族の痛みをあなた自身の手で和らげてみませんか?

フォロー宜しくお願いします


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