年を取ると使い過ぎて筋肉が硬くなるわけでは有りません

年を取ると使い過ぎて筋肉が硬くなるわけでは有りません

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私の施術所は、自費診療ですので多彩な項目についての施術を行っています。

その中には、過去の痛みを再発させないために、また、今後、関節の変形起こさないためにという目的で予防的施術(ケア)を受けて頂いている人もおられます。

そのような人達に私が『筋肉が硬くなっていますね。』と運動療法の施術中に私の手に伝わる感覚を元にお伝えすると

そのお答えは『特別無理はしてないんだけれども?』といった疑問符付きの回答であることがよくあります。

このような一般的御意見からも、脳は、意識領域としての認識と無意識領域の認識との間に相当の差があるのだと改めて感じます。

痛みと疲労と筋肉の過緊張(硬くなる)

医療界も含めて、疲労するから筋肉が硬くなると思われがちですが、実際には、極端な筋肉の酷使でないかぎり、疲労=硬くなるでは有りません。

筋肉の硬さ、特に運動中の硬さや伸びの悪さは、筋肉に指令を出している神経組織の働きで決まります。

運動管理としての脳と脊髄の役割

神経組織の集まり場所である脳や脊髄は、筋肉の働き内容を決める器官です。

その中でも、脳は、色々な条件を基に総合的に筋肉の働き内容を決めています。

この行程は、意識とは関係なく行われていますし、疲労だけが筋肉の硬さを決定づける要因では有りませんので、『私は、特に無理はしていないのになぜ筋肉は硬くなるのか?』という先ほどのような患者さんの御意見になることが多いのです。

筋肉の働き内容は、瞬間的な反応としては脊髄が、色々な条件に応じた総合的な筋緊張の様式決定は、無意識領域の脳が決めています。

筋肉の過緊張は、主に脳による決定事項の現れであり、過緊張という決定事項に関わる要因の殆どが、身体にとって好ましくない状況が脳に伝えられることです。

全身に配置された感覚神経を通じて。

筋肉が硬くなる理由として、疲労という要因もその一つですが、けっしてそれだけではありません。

関節の状態(変形や炎症)や関節に加わる力の方向、過去の痛みの経験などの多要素が筋肉の過緊張を引き起こす要因となっています。

加えて、年齢による脳の感覚神経情報に対する分析能力の低下も筋肉の過緊張の要因となります。

例えば、氷上では、強張った動きになります。

これは、転倒への恐怖心に相まって、足裏からの抵抗感の無さ(滑り易さ)に対する分析と対応が追いつかず、動きを滑らかに調整出来ていない状態です。

この時、身体の各所の筋肉は、通常よりも明らかに過緊張状態にあります。

そして、その過緊張状態は、氷上から陸地に戻れば、動きの面では一見、正常に戻ったように見えますが、細かなところまで診ると過緊張状態が多少なりとも残っていることが少ないはずです。

なぜそようなことが言いえるかというと、私施術経験から言えば、これと似たことが日常的にも起きているからです。

慣れない動きを数回繰り返すだけでも、人の動きの中での筋肉の緊張割合は容易に変化することを私は施術を行う過程で何度も確認しています。

氷上動作のような脳の運動分析への不手際は、年齢に伴う運動情報への分析能力や対応力の低下、また、過去の負傷状況や関節の変形状態、身体の使用形態などに伴う動作への影響においても容易に起こっています。

若年層であれば、脳の運動管理への不手際に伴い発生した筋肉の過緊張をその後の普段の生活動作の中で自然に改善させられることも多いのですが、年齢とともにその能力も低下します。

加えて、脳の運動管理への不手際に伴う筋肉の過緊張がその後の動きの滑らかさを失わせることで、動作中の関節に加わる負担が増えることになります。

その増え負担が、または、増えた負担によって起こる炎症が痛みの感覚を導く要因になります。

痛みと筋肉の過緊張とは、このように密接な関係にあることは事実ですが、これらの関係性も絶対的では有りません。

なぜなら、痛みという感覚を創るかどうかでさえも、無意識下で働いている脳の領域の判断に委ねられていて、その判断基準にも色々な要因・条件が関わっているからです。

説明してきたように、痛みや筋肉の過緊張は、使い過ぎという単純な条件だけで現されているのでは有りません。

ただし、筋肉の過緊張が残っている状態で日常を送ることは決して良いことではあります。

そして、そのような筋肉の過緊張は、過去の負傷状況や年齢によって発生しやすくなるのです。

奈良県香芝市の下間整骨院では、このような日常生活の中で起こる筋肉の働き内容の劣化の改善も承っております。

健康食品や薬、一般的トレーニングではできない、本当必要な健康管理を御望み人は奈良県香芝市下間整骨院に御来院ください。

また、御本人が運動と健康の関係に御興味が有るようでしたら、コチラもお読みください。

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