四十肩、五十肩の名前の由来痛みや夜の疼き、腕が上がらない原因は、血流障害?

四十肩や五十肩の
名前の由来とその違い

四十肩、五十肩は、俗称です。

俗称、つまり、
正式な病名では無いという事です。

医学が今日のように発達する以前から、
40代や50代の壮年期に
多くの人によく起こった
肩の痛みと動き難さという症状を
四十肩、五十肩と呼ぶようになり、
その呼び名が今も流通しているのです。

今も俗称が流通している由来は、
身近によく聞かれ、
その原因も不確かであり、
医学界も傷病特定がしづらい
という点に有るように思います。

私が五十肩の施術に臨む場合、
しっかりと鑑別して、
その傷病の特性に合わせた施術を行います。

私の見解としては、
四十肩、五十肩という呼び方による違いに
医学的な根拠は無いようです。

ある意味合理的な使い分けでしょうか?

医療側としても、40代の女性に、
例えば、48際や49歳の女性に
『五十肩です。』というわけにはいかず、、、

四十肩・五十肩と呼ばれる
肩の痛み含まれる疾患の種類
とその原因

本題に入ります。

私は、五十肩には2種類の肩の疾患
が関わっていると考えています。

四十肩・五十肩として扱わる
癒着性肩関節周囲炎の症状と経過

四十肩・五十肩は、
主に2つの疾患への俗称です。

その内の一つは、癒着性肩関節周囲炎
(ゆちゃくせいかたかんせつしゅういえん)
です。

この傷病は、
肩に周辺の組織に萎縮と癒着が起こります。

基本的に、何故、癒着が起こるのかは、
一般的には、未だ原因は不明です。
(私は、近年、予想できました)

癒着性肩関節周囲炎は、
その症状が緩やかに悪くなって行く
傾向があります。

経過は、人により違いますが、
一般的には、肩関節の違和感から
始まります。

その後、徐々に
痛みを伴う肩関節の動き難さが現れます。

症状が出はじめてから3~4ヶ月経つと、
肩関節の動かし辛さと痛みは、
どんどん強くなり、最悪の場合、
身体から腕を離す事さえ出来なくなります。

しかも、長い場合、
その状態が1年以上も続きます。

癒着性肩関節周囲炎は、
動きの制限と痛み具合に特長があり、
その他の肩の疾患との鑑別はしやすい方です。

あくまでも、知識があればの話ですが。

癒着性肩関節周囲炎は、
腕を身体から離そうとする動き、
例えば、腕を上に挙げる動きをする場合、
挙げる動きが大きくなるほど、
その幅に合わせて痛みも強くなります。

これは、
肩の関節を包む袋(関節包)が縮んで、
時には周辺の組織に癒着しているためです。

同時に末梢神経炎に似た、
動きに伴う痛みの過敏性も影響しています。

肩の関節を包む袋は、
関節包(カンセツホウ)といいます。

肩の関節を動かすには、
この関節包が滑らかに伸びる必要があります。

従って、縮んだ関節包を
無理に伸ばそうとする力が強くなるほど、
それに応じて痛みも強くなるのです。

因みに、関節包には、
沢山の神経線維が張り付いています。

ですから、
組織が壊されそうな刺激に対して
痛みを出しやすい組織であるといえます。

合わせて、
先に説明した、痛み感覚を過敏に感じとる
末梢神経炎に似た状況があり、
更に痛みが感じやすくなっています。

四十肩・五十肩として扱われる
結晶誘発性肩関節周囲炎の特長

もう一つの四十肩・五十肩に属する病態は、
結晶誘発性関節炎
(けっしょうゆうはつせいかんせつえん)
という疾患です。

この疾患の特徴としては、
急激に肩の強い痛みに襲われることが多く、
ほとんどの場合、その発症は、
肩を酷使したことが切っ掛けになっています。

ですから、
痛み始めた経緯や痛み方などを伺えば、
結晶誘発性肩関節周囲炎かどうかが
ある程度予想できます。

尚、肩関節の周りに石灰の粒が
レントゲン写真に複数写ることがあるのも
結晶誘発性肩関節周囲炎の特徴の一つです。

この疾患は、
痛み止めの注射やステロイド系の注射で
驚くほどの改善が診られます。

したがって、
夜間の疼きや安静にしても強く痛む場合、
整形外科での痛み止めの注射を
私は、お勧めしています。

ただし、
痛みを止めただけでは、
筋肉の働きが正常に戻っていないため、
その点に関しては私がケアさせて頂きます。

結晶誘発性肩関節周囲炎は、
肩関節で起きた強い炎症が痛みの本質です。

ですから、強い炎症がある限り
肩関節の動きの大きさとは関係なく
強い痛みが続きます。

逆に炎症さえ止めてしまえば、
驚くほど痛みが少なくなり、
動く範囲も改善します。

『私の四十肩は、
注射を受けたら一回で良くなった』
と言われる人もおられますが、
それは、ほぼ間違いなく
結晶誘発性肩関節炎です。

説明が長くなりましたので、
続きは次のブログでお話します。

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