動いた時の痛みを治す新しい発想の運動療法
私の用いる特殊な運動療法の紹介ページです。
私の行っている運動療法は、
私が、患者さんの手や足を
ゆっくりと優しく動かすだけです。
運動では治らないから
他動的運動療法がある!
動きに伴う痛みは、
逆に、
動くことや運動では治らなかったり、
悪化することもあります。
その理由は、
運動には、
痛みを和らげる要素が含まれる一方で、
痛みを強くする要素も含まれているからです。
運動療法とは、本来、
運動による身体に対して良い効果を
患者さん自らが行っている運動以上に
効率良く取り入れるための治療方法です。
痛みがある時には、
その運動行為に制限があることも
少なくありません。
また、
運動の持つ利点や欠点への配慮や
御自身の病態への配慮を
自ら行う運動行為や日常動作に
取り入れることは簡単ではありません。
それを補うのが他動的運動療法です。
特に痛みの改善手段という分野への
運動の利用という面においては、
実際の患者さん自らが行う運動行為よりも
優れた要素が他動的運動療法にはあります。
私が行う運動療法も
特殊な他動的運動療法です。
患者さんの手や足を
運動反射を利用しつつ、
私が動かすという特別な手技療法です。
その利点は、
運動行為(日常動作)が困難な人にも
私の施術によって、患者さんの身体に
運動環境を創り出すことができる
という点にあります。
痛み対策としての
運動行為による利点と欠点
痛み対策としての運動行為の利点
運動をすることで得られる利点をあげるなら、
まず第一には、
神経組織の運動行為に対しての
運動適応です。(運動性、感覚性の双方)
その他には、
血液循環の促進や筋過緊の張緩和、
持久力の向上、組織の回復促進、
エネルギー代謝の促進、
刺激への反応速度の向上なども
運動の利点として挙げられます。
運動行為の欠点
運動行為は、痛み対策について、
多くの利点を持っています。
しかし、
欠点と言える要素も持っています。
この運動行為の持つ欠点により、
場合も少なくはありません。
その最大の欠点は、動くことによる
身体に加わる力学的な負担です。
通常、このことが
運動を利用した痛み対策への
最も大きな妨げとなります。
この力学的負担は、
直接的に組織にダメージを負わす
ということはもとより、それ以上に
患部への力学的負担の増加は、
脳に患部への危険因子として受け止められます。
そのことが最も大きな
運動のマイナス点となります。
しかも、
脳の運動感覚を創る行程は、
無意識下で行われます。
したがって、
“動かすと痛い”・”支えると痛い”
といった痛みを伴う動作感覚が
実際に意識で認識されるまでは、
患部に加わる負担に気付けません。
つまり、
運動行為の中に、
痛みの誘発要素が
少しずつ入っていたとしても、
実際に意識で痛みを感じるまでは、
人はそのことに気付かないのです。
そうして運動行為を続けた結果、
症状を憎悪させてしまうことが多々あります。
それが、関節の変形や
痛みの慢性化に繋がっていきます。
また、運動行為中の意識は、
痛みが出るまでは、
患部への負担に気付けませんが、
筋肉の働き内容は、
患部への負担に非常に敏感に反応します。
従って、例え、運動中やその後に
痛みが出なかったとしても、
患者さんが気付かぬ内に
患部周辺の筋肉の働き内容が
劣化していることもあります。
そのような運動条件が長期間続けば、
患部以外の場所への問題点の広がりや
などの組織変化の基になります。
運動行為の利点を活かし
欠点を取り除くことができる
他動的な運動療法
患者さん自らが行う運動行為において、
その利点を活かすには、
当然、身体を動かすという行為が必要です。
しかし、
患者さん自らが行う運動行為には、
身体への負担や筋肉の過緊張、
組織的なダメージという
痛みへの対策としては欠点となる要素が伴います。
そのような欠点を取り除いた”運動状態”を
作り出すことを目的として
施術者が患者さんの手足を動かす行為が
他動的運動療法なのです。
他動的運動療法の中でも私の考案した
独自の工夫が数多く入っている
特殊な運動療法です。
その工夫は、
ことを主な目的として成り立っています。
その詳細は、
次回ブログでお話させて頂きます。
ASC他動的運動療法は、
奈良県香芝市の下間整骨院で
受けることができます。
完全予約制ですので、
施術希望の人は
必ずお電話にて予約をお取りください。
0745-78-5819
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