出来ないことは出来ない、出来ることから始める痛みを取る方法

出来ないことは出来ない、出来ることから始める痛みを取る方法

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動いた時の痛みや運動機能に関わる関節の痛み対する緩和方法として、けっして無理な負担をかけてはいけません。

痛みという感覚は、身体の異常を示す感覚で、無理をするということは、身体の異常を強調する可能性が有るからです。

私の言う”無理をする”といことの具体的な例としては、痛みを我慢して動く、トレーニングする、運動するなど、身体に日常生活以上の力学的負担をかけることです。

この場合の日常は、健康であった頃の日常ではなく、痛みが出ている状況下での日常のことです。

できれば、痛みが出ない範囲の行動で抑えた日常と定義したいのですが、多くの人の生活条件として、そこまで負担を避けることは難しいかと思われます。

何か出来ることを探すより、出来ないことを定義することが大切です。

全ての運動機能上の痛みについて言えることですが、今の自分に出来ることをするのではなく、出来ないことやしてはいけないことをしっかりと定義づけましょう。

出来ないことの一つの基準は、痛みが出るか出ないかですが、痛みが出ないということは、特定のことをしている最中だけの話ではありません。

何かをした後や翌日に痛みが出るようなら、その行為は、今現在は出来ないことに属します。

出来ないことを頑張ってしていくことが良いことのように聞こえるのは、意識が欲望を叶えたがっているだけで、意識に歯止めをかけるための痛みという感覚を創る行程には良い影響は与えません。

得に、痛みの素が加齢や変形に関わる要因であれば、まず、今の自分自身を客観的に認めるべきです。

鏡で見た姿は、10代や20代では無いはずです。

脳の中身(機能)も10代や20代ではありません。

出来ないことが出来るようになる年齢と出来ないことは出来ないと理解する年齢との違い

若い時には、出来ないことに挑戦すればするほど能力が高まる場合があります。

しかも、それは、日常的に少ないケースではありません。

ですが、年齢とともに無理をすると痛みが出たり、痛みを取るために行っているはずの行為(トレーニングや体操など)が返って痛みを憎悪させることも多く有ります。

その理由は、非常に単純です。

脳の許容量の問題です。

脳は、身体に起きている全てのこと参考に、時には過去の経験まで反映させて、痛みという感覚を出すかどうかを決めています。

そこには、膨大な計算能力がコンピュータの如く必要であり、この能力が衰えることが老化の代表例です。

そして、変な言い回しですが、出来ないことが出来ない理由でもあるのです。

脳は、痛みという感覚を創る上で、身体からの感覚情報をそのまま痛みにするのではなく、自らの分析能力もそこに反映させています。

脳は、運動で起こる身体変化や身体に加わる力学的条件を分析しきれないと適切な筋肉の働き内容を決めることができません。

適切な筋肉の働き内容が決まらなければ関節や筋肉に加わる力学的負担は急激に大きくなります。

最悪の場合、転倒や怪我の恐れさえ出てきます。

そのような運動環境では、筋肉は、更に筋過緊張という働き内容の不備を増やしていきます。

これらは全て、本人の意識や意思が関わらずに起きている運動調整です。

つまり、運動の許容量は、脳の無意識下での運動分析能力によって左右されるのであり、意識で『出来る出来ない』『良い悪い』『無理はしていない』と判断するべきではなく、また、判断出来るものでもないのです。

この認識を持って、中高年期以降の人は、痛みの緩和を目指した日常生活を考慮しなければいけません。

本当に正しい痛みを取る方法

痛みは、運動感覚の異常です。

ですから、脳が許容する動きを行えば、異常な運動感覚・異常な動作感覚は是正され痛みという感覚が取れることも大いに有ります。

ですが、運動強度や運動量への判断は、通常、”勝手な個人の思い込み”であることが殆どですので、現実的に中高年期以降で運動によって痛みが取れる例は少数です。

この傾向は、病態の重症度合いや年齢に比例します。

では、どうすれば良いのか?

痛みの緩和策として用いる運動は、筋肉の張り感を目安にしながら、歩くという人間の基本動作から脳に許容させて行きましょう。

脳が歩くという人の基本動作を許容し出せば、その他の動作感覚異常(痛み)も正常化する可能性は、大いに有ります。

その理由は、痛みとは、運動環境の中で起こっている脳の管理機能不備を脳自体が筋肉の働き内容を変えて誇張しつつ、運動力学情報を痛覚に作り替えているからなのです。

脳の管理不備は、脳の運動情報分析能力の低下と運動自体の身体機能・構造上の良し悪しによって起こります。

したがって、歩くという人間の最も得意で基本的な複合動作を正しく、かつ、脳の動作分析に見合う速度で行えば、脳の動作管理不備が解消される可能性は大いにあります。

私の施術は、この考え方を基礎として成り立ち、多くの良好な結果を得ています。

ですから、努力次第で御自身でも痛みを取ることが出来る可能性は大いにあります。

やることは簡単です。

疼きが無く、立てる状態であるなら、ゆっくりと脚から歩を進めるようにして歩く動作を痛みや筋肉の張り感を感じない範囲で少しずつ行うことです。

この時、患部の筋肉の力みを出来るだけ意識的抜いてください。

力みを抜くと患部の痛みが強まるようであれば、歩く歩幅や速度を落としてください。

どれだけ丁寧に歩いても、患部周辺の筋肉の力みを抜くことが出来なかったり、また、痛みが出るようであれば、運動する段階ではなく、安静にする時期だということです。

出来ないことをしても痛みは取れません。

出来ないことの基準をここに書いたような内容に合わせて見てください。

あなたの痛みが取れない理由が理解できるかも知れません。

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