スポーツ障害と動作 サッカーが出来ない膝の痛みの原因
スポーツ障害と動作 サッカーが出来ない膝の痛み
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今回から数回に渡って、スポーツ障害、即ち、スポーツに関わる痛みについて、
私の施術経験から得た知識と実際のスポーツで行われていた不適切な動きについて
その特長と痛みとの関係を解説していきます。
まずは、サッカーの膝の痛みです。
サッカーで膝が痛む場合のタイプ分け
まず、サッカーで膝が痛む場合、その原因によって捻挫(靭帯損傷、半月板損傷)や骨折、肉離れ、打撲 などの急性外傷と関節や筋肉にとって適切では無い力が度々加わることで起こるスポーツ障害(亜急性外傷)とに分ける必要があります。
それぞれの原因による違いは、その痛みへの対策(治療)の違いにもなります。
急性外傷に関しては、基本的にレントゲン検査やMRI検査などを経た上で、安静と患部への無負荷(免荷)が基本となり、膝の骨折はもとより、捻挫の場合であっても一定期間の固定が必要です。
今回のブログでは、急性外傷の解説は省略します。
亜急性外傷として起こる膝の痛みには、半月板の傷が由来の痛み、靭帯の傷が由来の痛み、筋肉や腱への傷・負担が由来の痛み、骨・軟骨の細かな傷が由来の痛み、及び、上記の事が起こりそうな負担が引き起こすイメージとしての痛み等が痛みの原因別による種類として挙げられます。
一般的には、これらの亜急性外傷をスポーツ障害と呼んでいます。
スポーツ障害の痛みの特長
スポーツ障害の痛みは、どの場所の痛みであっても、痛みという感覚に関わっている脳での判断要素が強く影響しています。←タップorクリック
脳での痛みへの判断要素とは、具体的には、痛みを出すか、出さないかという判別をしている情報処理作業のことです。
ここでの脳の情報処理作業は、患部から入ってくる感覚神経の複数の情報を脳が認知して判別することで、動きの感覚を創ったり、感覚情報に合わせた筋肉の働き内容を決めるという行程の事だと御理解ください。
このような動きに関係する脳の働きこそ、スポーツ障害の痛みと強い関わりを持っています。
そして、その作業行程による”膝に痛みを出す”という判断は、多くの場合、構造に合わない方向の力が患部(膝)加わることが切っ掛けとなっています。
つまり、患部(膝)が壊れるかも知れない力が加わっていると脳が感知していることが、痛みを出す切っ掛けであり、それはまさしく、自己防衛の現れでもあるのです。
ゆえに、膝の痛みというスポーツ障害を治すには、膝の構造に合わない方向の力が加わっている原因動作を見つける必要があります。
その見つけ出した原因動作を膝の構造に合った動きに動作修正することが意図的に根本的治癒を目指す唯一の方法です。
御自分で原因動作を見つけられない場合、下間整骨院まで御相談ください。
原因動作が見つかれば、その動作を修正すれば、組織のダメージ(傷)さえ極端で無ければ、多くの場合、少なくとも私の所では、スポーツ復帰は難しくありません。
次回のブログは、サッカーという種目の中の具体的なスポーツ障害としての膝の痛みの例を挙げてその動作修正についてのコツを書いてみます。
スポーツ障害の痛みも奈良県香芝市の下間整骨院に御相談ください。
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