ぎっくり腰=急性腰椎捻挫の原因や症状とその治療方法について

今回のブログでは、
前回のブログで書かせて頂いた
『ぎっくり腰の時の一次痛が創り出される
神経組織の働きの中にこそ、
ぎっくり腰の痛みを和らげるヒントがある』
という私の考えについて説明していきます。

ぎっくり腰の鋭い痛み特長

『ぎっくり腰=急性腰椎捻挫においての
姿勢を変える時に感じる痛みは、
比較的曖昧な一次痛である』
と私は前回のブログでも表現しています。

傷付いた瞬間に感じる本来の一次痛は、
痛みという感覚の中では、
最も単純な神経組織の働き様式で
現されています。

ぎっくり腰の時の鋭い痛みは、
その痛みの情報源(感覚源)の量に比較して、
通常よりも強く現されている一次痛です。

姿勢の変化に伴う、ぎっくり腰の時の痛みは、
一次痛の特徴である鋭い痛みでは有るものの、
その感覚形成には、怪我の瞬間の一次痛の時
よりも多くの神経組織の働きが関わっていて、
その分、痛みの強さが強調されています。

ぎっくり腰の鋭い痛みは、
怪我の時の痛みに似ていますが、
その感覚形成には、修飾が施されています。

この修飾作用こそ、
痛みを和らげる鍵となります。

ぎっくり腰の鋭い痛みを
取り除くための考え方

ぎっくり腰の時の鋭い痛みは、
その感覚形成に関わっている
神経組織の働き(修飾)の一部を
妨げることができれば、
その痛みは和らぎます。

私のブログ、
痛い時に温めるのは効果的?の中では
“快による痛みという不快の上塗り”
の説明をさせて頂きました。

神経組織の伝える
“感覚を創る素になる情報(感覚情報)”は、
その多くが互いに競合や修飾しあっています。

ぎっくり腰の鋭い痛みという感覚を
意識の中に創り出す作業も
例外ではありません。

感覚を意識の中に創り出す作業を
競合させる要素を上手く利用する
ことができれば、
ぎっくり腰の鋭い痛みを
和らげることも可能なのです。

それには、
冷やす、温める、揉む、押す、圧迫、
電気治療や運動療法など、
非常にたくさんの方法があります。

それぞれの特性、というよりは、
欠点を知り、上手く利用すれば、
炎症が落ち着いた頃からであれば、
ぎっくり腰の多くに有効な鎮痛手段となる
はずです。

その使い方については、
次回以降のブログで
『痛みに対する有効性』という形で
説明していきたいと思います。

ストレッチについては→コチラ

温めるについては→コチラ

指圧、マッサージ、按摩は→コチラ

因みに、痛み止めの注射は、
神経組織の活動を押さえ、
痛みの感覚情報自体を伝え難くするものです。

ぎっくり腰に対しての
自分でできる予防策については→コチラです。

私の治療方針は、→コチラになります。

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