小学生の子供の走り方を速くする その4 走りを速くする意識付け

小学生の子供の走り方を速くする その4 走りを速くする意識付け

※文中の青い文字をタップ、または、クリックして頂くと関連ページにつながります。

運動動作意識。

今回のブログテーマは、自分の意識を走る時にどのような点に置くべきかについてです。

できれば、速く走る その1その2その3と順序だててお読みください。

動くことに対する人の意識の特長

人の意識は、何かの動作を行う時、最も優先されて動きに反映されます。

ただし、その反映具合は、意識で考える通りに行かないことも少なくありません。

しかも、同時に複数の意識配分は難しく、特に今回のテーマである”速く”走るという事に関しては、複数や複雑な意識の関与は困難です。

ですから、速く走るという行為への意識付けは、走るという全体の動きをより良く誘導できる一つの事に集中することが好ましく、その前提として、一つの意識付けが有効に作用するための無意識動作の完成度が重要なのです。

無意識動作の完成度については、前回までのブログである程度解説させて頂きました。

これから以後の解説は、無意識動作の完成度がある程度高まっていることが前提となっています。

速く走るということへの私が提案するたった一つの意識付けとは?

速く走るために必要な走行中の意識付けは、私の考えでは、膝を前に速く出すということです。

短距離走の動作においては、股関節の屈曲(太股を上にあげる)の動きの速さが、自分の筋肉が作り出す動きの中で最も自由で力強く、この動きの速さが、次の着地点へと上半身を導く力の大きさや速さに深い関係があります。

この振りだし足の動きの速さは、膝関節が折り畳まれるタイミングと角度によって影響され、そこには若干の個人差もあります。

個人差の主な要因は、筋肉の長さや伸び率ですが、単純に膝関節が深く曲がるほど振りだし足の速度が上がりやすくはなります。

ただし、深く曲げすぎると、効率の良い股関節の屈曲最大位置に達した以降の膝伸展(膝から下が振り出される)が遅くなるというマイナス面が出て来ます。

これらの振りだし足の股関節と膝関節との関係を意識で良好な状況にコントロールすることは困難です。

ですから、速く走るためには、走行に理想的な股関節と膝関節の良好な動きの連関を無意識での運動調整によって導けるようにする必要があります。

それが膝を進行方向に、速く、強く、突き出すように意識付けするという方法なのです。

また、膝を突き出す意識付けは、走行姿勢の要となる接地している蹴り足への上半身の体積集中も(骨盤と股関節の角度調整によって)自動的に導いてくれます。

ですから、前回のブログテーマであったスタート動作からの走行姿勢への変化さえできていれば、理想的な走行姿勢を維持することにも役立ちます。

同時に後方に片寄り過ぎた体重バランスとならないように走行中に顎を引く癖を付けておけば、出す足の勢いとのバランスで胸も自然と張りぎみになり、腕の振り動作もスムーズになります。

まとめとして、速く走る意識付けは、スタート時は倒れ込みを、スタート後は、下腹部を前だすようにして走行姿勢に入れば、膝を進行方向に突き出すように意識するという流れが最も効率的な走行動作を作り出せると思われます。

最後になりましたが、動作の修正は、まず初めに何をどうしたいかを具体的に決め(例:まっすぐ走る動作を速くしたい)、なぜそうならないかを見付けだし(動作の中の欠点や非効率性を探す)、その欠点を解決していく方法を考え出し、指導することで成立します。

その中でも欠点を解決していく指導方法には、個人差による出来不出来やトラブルが起こり易く、そのことへの状況に合わせた対処能力が指導者には必要です。

上に記したような指導があれば、例えできなくても子供のやる気は損なわれ難く、また、苦手意識があっても体育に苦痛を感じることは少なくなるでしょう。

今後も2人の子供を持つ親として、体育へのコンプレックスを持つ子供さんが減ることを願い、施術活動から得た知識をブログやセミナーを通じて配信していこうと思います。

私の活動に御共感くださる人がおられましたらコメント欄に御感想など頂けましたら今後の励みになります。

フォロー宜しくお願いします


Warning: Division by zero in /home/shimotsuma/xn--asc-522eq20jw2l746b.com/public_html/wp-includes/comment-template.php on line 1382

コメントを残す