ボールの蹴り方の動作指導ではなく、動き始め動作の指導

ボールの蹴り方の動作指導ではなく、動き始め動作の指導

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本日、サッカーのボールを蹴る動作の指導を依頼され、動作修正指導を行いました。

今回の動作修正指導は、指導対象者の少年がコーナーキックで上方にあがるボールを蹴ることが苦手であり、その動作を修正して欲しいとの御両親の強い御要望で実現しました。

実は、指導対象の少年は、以前、膝の痛みを抱えておられ、私が動作修正指導を行いサッカーへの復帰を短期間で果たさせた経緯があります。

ところが、実際に指導に入ると、その当時の悪い癖が一部残っていて、それが今回のテーマにも影響していると予想していた私の考えを見事に覆してくださいました。

少年は、以前の膝の痛みを治すための私の動作修正指導を見事に完璧にマスターされておられました。

従って、私がボールを上げるため指導する動作上のアドバイス必要がありませんでした。

動き始めの動作の能力向上アドバイス

せっかく来てくださったので、何かサッカーでの課題はないかと少年に尋ねたところ、動き始めを速くしたいとの要望がありましたので動作指導の内容をそちらのテーマに切り換えました。

初動作を速くするために利用する力

物体の動きには力が必要です。

人という物体が止まった状態から動く時に使える力は、筋力と重力です。

筋力は、速さを求められる動作においての動き始めのように瞬時に発揮したい場合、意識や訓練(筋トレ含)で向上できる要素は殆どありません。

重力は、人体の全ての場所に常に一定方向に一定量かかっている力です。

その重力を初動作に効率よく利用する方法は、身体の支えを一時的に無くすこととです。

身体の支えを無くした事で起こる転倒という動き(重力)を目的方向に向かわせることで、初動作においての大きな運動力得ることになります。

そこに、身体や脚の動きを加え、その時に示された身体の動きを筋力で追随することで最も効率的な初動作が完成します。

初動作で用いる筋力の効率性の追求

初動作に用いる筋力は、無意識の運動調整として発揮されます。

従って、運動効率の良い筋力が導けるかどうかは、どのような動作をするかが鍵となります。

運動効率の良い筋力を導くための主要な条件は、大きく分けて2つあります。

一つは、倒れる力をある程度コントロールできるような体勢を作ることです。

もう一つは、倒れることで得られた目的方向の力(動き)に対するブレーキをかけ過ぎないことです。

倒れる力(重力)をコントロールすることの重要性

ここでは、倒れる力を導くための動き方について書いていきます。

前方向に身体を傾斜させる、または、足を浮かすなどして、身体の支持を無くし、倒れる力を導くためには、ある程度の倒れる力へのコントロール性が必要です。

これは倒れる勢いが強くなりすぎることへの無意識の拒絶(怪我への警戒・防衛)です。

この倒れることへの拒絶を出さないようにするには、運動を(殆ど無意識に調整している)脳に倒れる力(勢い)がコントロール出来ていると感じさせることです。

非常に簡単に説明すれば、倒れる力のコントロールとは、天秤のバランス(シーソーのバランス)を身体で表現することです。

前に倒れるなら、足という支持場所を境目とした前傾とそれに相反する体積を前傾要素の体積量に合わせるように残していけば、脳はその要素(後傾要素)を操ることで前に倒れる力をコントロールできると判断するので前傾動作への拒絶が起こりにくくなります。

具体的には、膝と股関節を曲げた(屈んだ姿勢)姿勢から、もしくは、曲げながら身体全体を前傾させていけば良いのです。

横方向への動きは、身体の水平回転を取り入れながら、向かいたい方向に身体正面を持って行き、その動作と前傾動作を合わせれば概ね上手く行えます。

初動作として後方に振り向く動作の詳細については、別の記事とさせて頂きます。

倒れる力にブレーキをかけ過ぎないための知識

初動作に倒れる力を利用することの重要性とその効率性を上げる方法については御理解頂けたと思います。

次に、倒れる力なのですから、立った動作を継続していくのであれば、いずれのタイミングかで、倒れそうな力への修正と身体の支持が必要です。

この時の支持とは、足での支え、踏ん張りのことですが、その動作の内容次第によっては、せっかく目的の方向に作り出した力にブレーキをかけてしまうことなる可能性もあります。

ただし、この足を着くという倒れる動きの直後に行われる動作も、殆ど意識が関わらずに無意識の運動調整として行われます。

従って、そのようなシーンを想定して、適切な足着きの方法を反復して身につける必要があります。

その動作反復練習中に限っては、身体の少数の部位の動きへの意識付けが可能です。

通常、運動への意識によるコントロールは、複数箇所を同時に行う事が困難であり、また、動作への詳細過ぎる意識付けが動作全体の質を落とすこともよくあります。

そこで意識していただくのが、膝の曲げ角度です。

ただし、何度に曲げるとかではなく、倒れる力を導いた直後に、身体の支持のために着く足の膝を地面に着く前から伸ばし過ぎないようにするという意識です。

着地前に膝が伸びていればいるほど、倒れる力にブレーキが加わります。

ただ、膝の適切な曲げ角度は、動きだす時の条件によって多少違いますので正確に現すことは出来ません。

ですが、この膝の曲げ角度の調整でさえも、動きのある条件さえ意識すれば、脳が無意識下で最適な角度を選んでくれます。

その動きの条件とは、倒れ込む動作の際に、足先を前方に出していくのでは無く、膝を突き出す意識を持つということです。

そうすれば、倒れない、そして、目的方向へと向かう理想的な身体全体の動きを導くための膝の理想的な曲げ角度を作り出してくれます。

その練習を反復すれば、すぐに初動作の速さは向上します。

動作のことなら下間整骨院にどのようなことでも御相談ください。

フォロー宜しくお願いします


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