年を取る=老けるということの真実

私の考える
アンチエイジング=年を取らない方法
についてのお話しです。

まずはじめに、
若返る、年を取らない、
という事を考える前提として

年を取る=老ける、
ということについて考えてみましょう。

年を取る=老ける
ということを考えてみる(定義する)

老いるとは、簡単に言うと
日々の暮らしをしている中で、
年単位のような時間の経過に伴い
身体の働き(生命活動)の効率が
悪くなっていくということです。

例を挙げるなら、

・細胞の分裂して増える量が減る
→傷が治りにくくなる

・細胞分裂の時の遺伝子コピーが劣化する
→シワなど

・消化活動が遅くなる
→胃もたれや膨満感など

・中枢神経の働きの衰え
→思考や記憶の衰え、運動対応力の低下

など、数え上げたらきりがありません。

アンチエイジングの対象を考える

アンチエイジングのための行為といっても、
どのような”老い”に注目して、
何をすれば良いのか
ということに非常に迷うところです。

この点については、
個人的に意見も分かれるでしょう。

ただ、
神経の働きを学ぶことが好きな私が
アンチエイジングについて考えた場合、
注目すべき解りやすい共通点が
見えて来ました。

今回のブログは、
そのお話をさせて頂きます。

老いの共通点と神経組織の働き

老いの解りやすい共通点とは、
全ての老いには神経組織の働きの劣化
が関係しているということです。

このような話が世間に浸透してくれば、
健康産業の各社は、
『神経の働きを活性化する!』
という極めて抽象的なキャッチコピーで
消費者を騙しに掛かりますので
くれぐれも御注意ください。

もし、
飲んで神経の働きが活性化するモノ
を販売したら、
その物質は、麻薬様の物質ですので
完全に犯罪行為です。

というわけなので、
現実的には、
神経の働きを良くする薬は出回りません。

しかも、
麻薬や興奮剤は、一時的に、
中枢神経(神経組織の集合場所=脳、脊髄)
の働きを上げているだけです。

神経組織の個々の働きを
上げているわけでは有りません。

また、
一つの神経細胞の単独の働きとしては、
(殆ど)老いの影響はあまりありません!

老いの影響は、
膨大な数の神経の活動の統合的な作用の劣化
に大きく現れます。

つまり、
脳の働きの衰えにこそ、
老いは強く関連しているのです。

では、
神経細胞の集合である
脳の働きの何が衰えるのでしょう?

衰えが現れるのは、
膨大な数の神経細胞(の信号)が集まり、
協調して一つのテーマを達成する
という点においてです。

つまり、
老いるとは、
脳のテーマを達成するための作業が衰える
ということです。

ですから、
神経機能という面から見た
アンチエイジング対策は、
身体活動のテーマに対する脳の作業行程を
改善させるということです。

その方法を考え、
可能な範囲で実行する事ができれば、
本当に実質的なアンチエイジングが
実現できると思います。

老ける事で起きる身体現象の一例

例えば、
歩くという行動テーマを達成するための
脳からの信号は、
非常に膨大な身体に加わる力の感覚を
情報処理しながら達成されていきます。

この時の感覚情報の処理は、
歩くという動きに合わせて、
全身に配置された神経から伝えられる
感覚信号に対して、
随時、正確に行われる必要があり、
それは、相当に膨大な量の作業となります。

その処理が遅れるようになれば、
歩くという動作は乱れ、
転倒の危険性が出てくるため、
速く歩くことができなくなります。

これが、
年を取ると動きが自然と遅くなる理由
の一つです。

感覚情報処理と
身体活動の質との関係

感覚情報の処理が完璧に出来なければ、
滑らかな動き(身体活動)は作り出せません。

滑らかさを欠いた動作には、
色々な問題点が付きまといます。

当然、
そのようにして起こる問題点にも
優先順位を付けつつ人の脳は対処します。

例えば、
歩くという動作での滑らかな動きが
作り出せなければ転んでしまいます。

そこで、
転ばないように無意識の内に
自然と歩行動作が調整されているのです。
歩くという動作の速度や歩幅が!
(↑憶えておいてくださいね)

話を戻しましょう。

脳の働きの衰えの正体は、
神経生理学の観点から考えると、
恐らく、
一つのテーマの達成に関わる神経の数が減る、
または、
必要な数を揃えるのに時間が掛かる
ということなのではないかと考えられます。

この時間の単位は、
一つの神経がその普段の活動内容として、
1秒当たり100回以上の信号送る
ことから考えて、
皆さんの想像をはるかに超えた
非常にわずかな時間単位だと思います。

そのような、
わずかな情報処理時間の遅れであっても、
身体活動、特に、人が動くということには、
大きな影響が出てきます。

ですから、
先程、歩くという動作で例を挙げたように、
一つのテーマの処理に対して起こる、
活動している神経の数のわずかな変化や
神経の活動量の変化も
目的とするテーマを安全にやり遂げるには
大きな支障を与えることになります。

そして、
残念ながら、この加齢に伴う脳の衰えは、
今の医学ではどうすることも出来ません。

もし可能になれば、
認知症すら治せるはずです。

このような考え方だけに執着していると、
アンチエイジングは、
不可能とだ言わざるを得ません。

ですが、
少し見方を変えるとともに、
脳の持っている”適応性”や
意識と無意識の関係に注目すれば、
アンチエイジングも
一定の範囲であれば可能かも知れません。

そのお話しは次回のブログで!

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