キッチンで立っていると痛む理由と改善策

キッチンでの立った姿勢からくる痛み

台所仕事は、立った状態での前傾姿勢です。

前傾姿勢での作業は、身体の後ろ側の筋肉に大きな負担をかけています。

このことだけでも、
腰痛の原因となりますが、
加えて、もう一つ、
膝の痛みや腰痛、神経痛を誘発する
動作上の要因がキッチンでの立った姿勢に
含まれていることがあります。

それが爪先に体重をかけすぎてしまっていることです。

キッチンでの立った姿勢と爪先体重

キッチンで台所仕事をしている時、
女性は、両脚を揃えて立っておられる人が多いと思います。

両脚を揃えて立ち、手を前に出すと、
体重は、足の指に集まり易くなります。

爪先体重(指先体重集積)の弊害

爪先に体重が集まると、
足の指に上に向かって押し上げる方向の力が
床からの反発力と骨格構造上の理由で加わります。

足の指が上向きに曲がろうとしている時、
足首は、無意識に地面を蹴ろうとします。

体重を支えることで発生する床からの反発力は、
通常、足裏からの上方向への力となります。

この力の影響は、足首の動きで
ふくらはぎの筋肉に主に伝えられ、
更に膝の僅かな動きで太股の筋肉に伝わっていきます。

ところが、爪先体重の結果、
足首の動きが床を蹴る方向にのみ働いていれば、
体重の影響が足裏の筋肉に集まってしまいます。

そうなれば、足裏の筋肉は極端な疲労と
疲労や過大な負担に伴う筋過緊張を起こします。

足裏の筋肉で起きた筋肉の過緊張は、
強く拳を握ると腕や肩も強張るがごとく、
脚全体の筋肉の過緊張を招いてしまいます。

脚全体の筋肉の過緊張が招く弊害

脚全体の筋肉が過緊張すれば、
そこに配置されている神経の活動量も
不必要に増えてしまいます。

不必要な神経の活動量増加と痛み

不必要に神経活動量が増えると、
その管理を担う脳は、
沢山の余分な情報処理作業をしなくてはいけません。

この状況をストレス状態と言っても良いと思います。

精神的であれ、力学的であれ、
脳にとっては、伝わって来た処理課題です。

脳の処理課題(仕事量)が多くなると、
ある範囲を超えた段階で、
脳はその仕事量を減らそうとしたり、
拒絶する傾向があります。

いわゆる、嫌なことは遠ざける
という現象です。

精神的なことへの脳の拒絶は
意思として現れ易いですが、
力学的な仕事量の増加は、
運動機能の低下や
痛みという感覚による運動拒絶
によって現される傾向が強くあります。

キッチンでの台所仕事による爪先体重という
静的動作によって脳が痛みを創る理由は、
不必要な仕事量が増えるているためです。

脳は、その静的動作を辞めさせたがっているのです。

脳による動作への拒絶(痛み)を無くすには?

脳に痛みを創らさないようにするには、
痛みを感じる動作や姿勢をしないことです。

ですが、台所仕事をしないわけにはいかないでしょう。

そこで、台所仕事をしても痛み(静的動作拒絶)が
起こりにくくなる方法を書いていきます。

時間を工夫する。

ご自分でできる最も簡単な方法は、
痛む姿勢や動作への継続時間の調整です。

痛みが出そうになる前に
その動作や動きを辞めることです。

キッチンでの立ち仕事に痛みを感じるなら、
痛みを感じる前に、椅子に少し座る。

そして、数分休んだら、また、台所仕事を始める。

もしくは、座っできる仕事は、座る。

立ってしかできない仕事の量を減らす。

このように
同一種類の動作継続時間を調整するだけでも
痛みを和らげる有効な手段となります。

姿勢や動作を工夫する。

動作拒絶としての痛みへの対応策として
最も重要なことは、
脳が拒絶している(痛みだ出ている)動作の
力学的条件を身体にとって効率的なものにすることです。

キッチンでの立ち仕事で言えば、
立つ姿勢の身体条件から見た効率化です。

具体的には、
両脚を揃えずに前後に開いて立ちましょう。

身体がシンクに向かって、
多少斜めになっていても、
目線は、顔の向きで調整できます。

前後に開いた脚のうち、前に出した足に体重の多くをかけてください。

この姿勢では、絶対に足の指に体重は集中しません。

また、前出した足の指の付け根辺り
(母指球ー小指球付近)に、
最も体重が掛かるようにしてください。

疲れる前に、前方に出した脚を前後逆にしましょう。

この姿勢は、天秤のバランスを利用した姿勢です。

天秤バランスを利用することで、
前傾姿勢においての腰の筋肉の負担割合を減らすこともできます。

対処療法を用いる

私はあまりお勧めしませんが、
痛む場所に湿布貼る、
痛み止めの薬を飲む、
自分で軽く痛む場所を揉む、
などの対処療法も軽い痛みや怠さに軽減には役立ちます。

温める

血行循環は、筋肉の伸び縮みによって
より円滑化されます。

ですが、台所での立ち仕事は静的動作です。

従って、筋肉の長さの変化はあまりありません。

そこで、熱(火傷しない範囲)を
使って温めることで、
血行循環を促進して、疲労の抑制に努めることも効率的です。

私のお勧めは、足裏の貼るカイロです。

改善策としての理想

これまで書いたことを実践してくだされば、
多く痛みは消えるか大幅に和らぐと思います。

もしそれでも和らがなければ、
プロの手助けが必要です。

もしくは、相当に問題のある病態があるかも知れません。

まずは、医療機関での検査で御自身の病態を確認しましょう。

脳の運動環境拒絶には、
痛みと並ぶ意思表示がもう一つあります。

それが筋肉の過緊張です。

筋肉の過緊張が強く残っていると
痛みが続いたり、出やすくなります。

動作や姿勢に関わる筋過緊張は、
揉んでも伸ばしても取れていません。

もちろん、薬や電気治療も無意味です。

なぜなら、脳の動作や姿勢に対しての意思表示だからです。

私には、その脳の運動拒絶という意思表示を
痛みという面でも筋肉の過緊張という面でも消す手段があります。

よろしければ、いつでも、お気軽に御相談ください。→お問い合わせ

フォロー宜しくお願いします


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