オスグット・シュラッテル病という膝の成長痛の原因解説

中学生がスポーツをすると起こしやすい膝の成長痛を
単に成長を理由にしていたのでは痛みは長引くばかりです。

下間整骨院では、膝の成長痛であっても数回、
早ければ2~3回の施術で治ります。

成長のせいにするのでは無い成長痛の原因について
実際に短期間で治している下間整骨院が解説します。

小学校高学年~中学生(12~14歳)位の年代に、
太ももの前側にある筋肉(大腿四頭筋)の力が強く働く場所(脛骨粗面)で
炎症が起こっている状態を膝の成長痛(オスグット、シュラッテル病)と言います。

その原因は、けっして骨が伸びているからではありません。

成長痛の本当の主原因を知るには、
ある程度の関節についての知識が必要です。

簡単な関節についての説明

関節とは、二つ以上の骨の連結部分です。

筋肉は、一つの骨から違う骨へと関節をまたぐように配置されていています。

神経の指令で筋肉が縮むと、筋肉の端が着いている骨が引っ張られて動きます。

その動きが関節の動きとなります。

一般論としてのオスグット・シュラッテル病の痛みの原因

膝で起こる成長痛(オスグット・シュラッテル病)は、
筋肉が骨に付いている場所(脛骨粗面)の周辺で起こる炎症です。

関節が動く時には、外からの力が加わるか、もしくは、
運動を続けている時に起こる慣性の法則による力が加わるか以外は、
自分の筋肉の縮む力が動力となります。

筋肉が縮む力は、筋肉が付いている場所(骨)に
強い引っ張り力を加えることになります。

この骨に加えられた強い引っ張り力が、
骨や、筋肉の端を傷をつけてしまいます。

組織が傷付くと炎症が起こり、炎症が起こると痛みを感じます。

成長痛の痛みの原因は、筋肉の収縮力による組織損傷とそこから来る痛みなのです。

よく考えられている成長痛の原因である『骨が伸びているから痛む』のではありません。

下間整骨院としてのオスグット・シュラッテル病という成長痛の原因論

これまでの文章は、一般論でした。

この先は、下間整骨院としての解説になります。

成長痛への的外れな認識

先に説明したような症状で医療機関を訪れると
「膝の下の骨が伸びてる途中だから仕方がない」、
「成長時期は痛むんですよ」、
「筋力が足りない」など、
最もらしい的外れな意見で治らない事を誤魔化され、
スポーツが出来なくなるか、生涯残る膝の隆起を作ってしまうことがよくあります。

オスグット・シュラッテル病の本当に注目すべき症状や原因とその理由

成長時期に大腿四頭筋が付いている部分が弱いのは事実です。
(成長軟骨の少し上に着いてます)

しかし、スポーツをしている誰もが経験する症状ではありません。

もちろん、運動中の筋力量の不足が原因でもありません。

そして、成長軟骨には感覚を伝える神経が分布していません。

本当の主な成長痛の原因は、
運動中の膝(太ももの前)に掛かる力が強くなり過ぎていることにあります。

要するに、成長痛の原因は、運動動作の効率性の問題なのです。

もちろん、安静にすれば痛みは引きます。

成長期が終わったら多くの症例で痛みは収まります。

スポーツをされている方、本当にそれで良いですか?

それでは納得出来ない方、これ以降をお読みください。

成長痛に関わる膝の運動力学と真実の痛みの原因

筋肉の付いている部分に加わる運動中の力は、
筋力以外では、重力、慣性力、(摩擦・)抵抗力が主なものです。

太もも前側の筋肉は、その筋力によって直接的に脛骨粗面に強い力を加えますので、
一般的には、その筋肉が作り出す動作を表現のための筋力ばかりに痛みの原因が求められがちです。

しかし、これは少し検討違いです。

多くのスポーツ障害の内でも、
患部に加わる過剰な筋力が痛みの主原因であるものは少なからずあり、
膝の成長痛の原因もその中の一つではあります。

ですが、”筋力=患部への負担”では有りません。

正確には、”筋力-運動条件(動きの滑らかさ+身体の使用条件)=患部への負担”であり、
これは全てのスポーツ障害に言える力学的観点からの痛みの法則です。

もちろん、筋力が患部に影響を与える最も大きな要素であることに違いは有りません。

しかし、先にも書きましたが患部への筋力量を増減させる要因が動作にはあります。

しかも、動作中の筋力量は、本人の意識的な行為によって決められているのでは有りません。

ですから、筋力という問題にのみ治療方法を見付けるための焦点を当てても効率の良い解決策は見付けらません。

また、先にも書きましたが、患部への影響が強い筋力量でさえ、
普段のスポーツ動作の中では意識でコントロールされてはいません。

このことを踏まえて膝の成長痛の真実の原因を考え、
オスグット・シュラッテル病に下間整骨院では対応しています。

もちろん、結果は良好です。(平均3回程度、最短1回の施術で解決する例もあります)

慣れた動作への調整作用と成長痛との関係

慣れた動作を行う場合の運動中の筋力量には、個人の意志は殆ど反映されていません。

慣れた動きをこなす時の個人の意志の実質的な関わり方は、
必要な動作を使って行動目的を達成しようとするだけです。

人の意志は、何らかの慣れた動作を行う場合、
行動目的や動くことの意義に関わっているだけです。

動作の構成要素である筋力量や動きの滑らかさ等、
動き方に関わる細やかな調整は、意識の脳とは違う場所の脳(と脊髄)が担当しています。

では、筋肉の働き内容(筋力)は、何を目安として、
その量や発揮されるタイミングが決められているのでしょうか?

それは、脳の運動管理を担っている領域が、
特定の目的を持った動きを完成させるために必要な最適量を
重力・慣性力・抵抗力などの運動中に身体に加わる力(外力)を目安に瞬時に割り出しているのす。

多くの痛みの本当の原因は、このような運動管理体制によって作り出された
不必要に過大な筋力量とその筋力量を導いている動作にあるのです。

膝の成長痛の原因も同様で、運動(原因動作)中の大腿四頭筋が現す筋力の不必要な過大性と
それを導く重力や慣性力、運動抵抗力の量にあるのです。

それらの運動中に身体に加わる力(外力)は、
運動条件(身体の使い方など)によって左右されています。

成長期という要因よりも、身体の使い方という方がはるかに大きな成長痛の原因なのです。

本当の原因から導く成長痛への治療方法

では、成長痛の本当の主原因が解ったとして、
「どうすれば良いのか?」ですが、これも理屈上では簡単です。

大腿四頭筋が着いている脛骨粗面が引っ張られる力を少なくすれば良いのです。

それには、大腿四頭筋に過大に筋力を発生させるような方向の力を
重力、慣性力、抵抗力の中から見つけ出していき、
その力を減らすための動作改善を行えば良いのです。

現状の医療でオスグット・シュラッテル病が治りにくい理由

実は、言うのは簡単ですが、これを実際に行うのは非常に難しく、
一般のスポーツ指導者にはまず不可能です。

何故なら、人の動きの分析には、
まず大前提として解剖学(骨格や関節の作り、筋肉の配置位置などを学ぶ学問)の知識が必要です。

そして何よりも、動作分析を”障害予防”という目線で見る能力と経験が必要です。

障害予防からの動作分析とは、
・如何に身体に負担をかけないように関節を動かすか
・体重の中心をどこにもって来るか
・全体の運動方向はどの方向か
・関節の角度は効率的であるか(生理学の知識)
等の複数の要素を持って、実際のスポーツの動きを観察し、
その中から原因動作を見い出だし、そして修正する動作要素を限定していくということです。

この知識は、実際にそういう目線で成長痛に対応し、
治癒させた経験者だけが得られる知識です。

このような観念で動作分析をしている指導者も、医療関係者でさえも、この国には殆どいません。

下間整骨院の成長痛への治療方法

オスグット・シュラッテル病の治療として、
本当に注目しなければならないことは、膝の成長痛を患う人の動き方です。

先述した理由があって、通常、その成長痛の原因動作の見極めは
医療関係者やスポーツ指導者、トレーナーにはできません。

でも、私には出来ています。

実際に行って成果を上げています。

何故か?

それは、先に掲げた内容こそ、私が作り上げたASC他動的運動療法の核となるASC理論の中に組み込まれている考え方だからです。

そして、現実に効果を上げているからです。

ASC他動的運動療法は、治療方法なので、患者さんの身体は私が動かしますが、
動作分析や指導は、その指導対象の動作を患者さん自身の動きとして適正な形式で現せるように指導させて頂く方法です。
(とは言っても、本来は簡単にできることではありません)

そうして、多くの成長痛やスポーツ障害を素早く治してきた実績も数多く有ります。
(下間整骨院でのスポーツ障害の治癒までの施術回数は、平均4~5回です)

成長痛でお悩みの方は、下間整骨院に御相談ください。

ご来院頂けない遠方の方であっても、
取り組んでおられるスポーツの種類や実際の動きの動画をメール等で送って頂ければ、
何らかのアドバイスが出来ると思います。

また、ブログで、スポーツ障害を自分治す方法についても書いていますので、
そちらの記事もさんこうにしてください。

下間整骨院は、痛みで夢を諦めかけているスポーツ選手を応援しています。

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