子供さんが足首を捻挫した後に体育の授業を始めるまでの目安日数と復帰メニュー

はじめに御理解頂きたいこと

私は、慢性化した痛みの治療を

主な仕事としています。

同時に、柔道整復師として、

捻挫の治療も行っています。

捻挫の治療、

特に子供さんの捻挫を治療させて頂くと、

保護者のお母さん、お父さんから

必ず尋ねられることが有ります。

その御質問の内容は、

『治るまでどれぐらいかかりますか?』

『体育はいつ頃まで休めば良いでしょう?』

といったものです。

怪我の治癒日数には、

個人差と治療内容、

捻挫による組織的ダメージの度合い等、

多様な因子が関わってきます。

ですから、

初診時に治癒日数を予想することは、

非常に難しいのが実情です。

これは、

急性期の捻挫に限ったことではありません。

慢性化した痛みであれば、

治癒日数の予想をするというよりは、

数回の治療の経過を参考にして、

治癒までの治療回数を想定する

ということで精一杯です。

しかし、怪我をされた子供さんを心配される、

お母さん、お父さんの不安なお気持ちは、

2人の子供を持つ私にも十分に理解できます。

ですから、

せめて、一般論としての目安だけでも、

私は、お伝えするようにしています。

すると、私の話を聞いて下さった

お母さん、お父さんの多くが

安堵された表情を浮かべられます。

その様子を見せて頂くことで、

私も自分が予想した以上の効果を

出せるようにと気持ちが高ぶります。

そのような経験を元に、

今回のブログでも、

あくまでも目安ではありますが、

目安であることを御理解頂く事を前提として、

足首の捻挫の治癒日数の予想を

書かせて頂くことにします。

急性期の怪我においての注意点

最初にお断りしておきますが、

ここに記載する内容は、

あくまでも、私の臨床経験に基づく、

平均的な治癒日数予想です。

急性期の捻挫の場合、

受傷した後、どれだけ早い時期に

正しい固定が施されたか、

また、受傷後の1週間、

患部をどれだけ安静に保てたか、

という条件が治癒日数に大きく反映されます。

ですから、自己判断だけではなく、

医療機関を必ず受診してください。

そのことを御理解頂き、

保護者のお母さんお父さんは、

本文を参考になさってください。

急性の足首の捻挫への対応と
捻挫の治癒日数の目安

度々申し上げますが、

足首の捻挫は、固定が非常に重要です。

しかも、足首は、靭帯付着部の剥離骨折を

起こしやすい場所でもあります。

足首の怪我は、適切な固定をするかどうかで

痛みの取れ具合や運動への復帰が

大きく左右されます。

自己判断せず、

必ず医療機関に診てもらいましょう。

重度の足首の捻挫の治癒日数予想

足首の捻挫の場合、

受傷直後から足が地面に着けられないほど

足首周辺の痛みが強ければ、

正しい固定をして、安静が保てた状況で、

約45日前後が治癒までの目安日数

だと思います。

靭帯の傷の度合いを予想するような

レントゲン検査やMRI検査で、

『靭帯断裂の可能性がある』、もしくは、

『靭帯損傷の範囲が大きいであろう』

との予想を医師から受けた場合、

治癒日数予想は、手術するか、手術しないか、

そして、足首の靭帯が何本切れているのか

等によって大きく違ってきます。

ですから、治癒日数の目安自体、

一般論としてでも示せません。

どうしても、

私の目安がお聞きになりたければ、

お問い合わせより御連絡ください。

詳細に状況を伺った上でお答えします。

また、レントゲン写真では、

骨に異常が写っていない場合でも、

レントゲンに写らない様な

小さなヒビが入っていることもあります。

接地出来ない程の痛みに加え、

受傷直後から強く腫れるような捻挫の場合、

また、

はっきりとした皮下出血(内出血)があれば、

骨折同様の扱いをしてください。

このような場合の治癒日数予想としては、

60日前後かかると思います。

足首のくるぶし周辺の骨折で

手術しなくても済む場合と同じ位かかります。

中程度の足首の捻挫の
治癒日数予想

受傷当日は、歩くことができていたが、

時間の経過と共に(翌日には)

歩き辛くなったようであれば、

中程度の捻挫と私は予想します。

腫れが強く診られたり、

内出血がはっきりあれば、

重度の捻挫として扱います。

中程度の捻挫の場合の治癒までの期間は、

固定を正しく行うことを前提に

約30日前後だと考えています。

ただし、気をつけて頂きたいのは、

このようなタイプの捻挫が

最もこじらせ易い傾向にあります。

痛みがとても強ければ、

殆どの人が医療機関の指示に従われます。

ところが、なんとか歩けるようだと、

患者さんが医療機関の指示を軽視されたり、

医療機関自体も患者さんの症状を

軽視することがあります。

安静にするべき期間に安静にせず、

痛みを感じながらの歩行が続けば、

傷は治りにくくなります。

例え傷が治ったとしても、

痛みを感じながらの歩行を続ければ、

『歩くと痛い』というイメージが

脳に強く印象付けられてしまいます。

そうなれば、通常の医療では取れにくい

慢性疼痛となってしまいます。

軽い足首の捻挫の治癒日数予想

腫れはあまり目立たず、

歩く時に弱い痛みや違和感が有る程度の場合、

軽い足首の捻挫だと判断されることが多いと

思われます。

ただし、軽いのは足首周辺で起きている

炎症の量や範囲であって、

靭帯などの傷の状況が

必ずしも軽いとは限りません。

しかも、中程度の足首の捻挫のように、

無理をすれば捻挫の痛みが

慢性疼痛化する可能性もあります。

少なくとも、

受傷直後の3~4日は固定をして、

安静を保つようにしましょう。

そうすれば、

7~10日で治癒することもあります。

体育の授業に
参加するタイミングと
前もっての準備(リハビリ)

ここからは、

下間整骨院が足首の捻挫に対して、

患者さんに指導させて頂いている

運動復帰メニューを書かせて頂きます。

体育の授業への復帰メニュー
を行う前にするべきこと

組織の回復目安をつける

まずは、復帰メニューに入る前に

症状の回復状況についての目安を

つける必要があります。

私が症状回復目安をつける際には、

歩く動きの滑らかさと

その時の痛みの有る無しを

主な指標としています。

組織の回復は、外からはわかりません。

ですが、組織の癒合については、

先ほど記載したように

正しい固定と安静を

医療機関の指示に従って行えば、

ほぼ問題無く達成されると思います。

ただし、痛みに関しては、

組織の癒合具合や回復状況と

必ずしも一致していません。

痛みという感覚は、動作感覚の異常であり、

身体保護を目的とした

脳(の無意識領域)による

『安静を促す』判断の現れでもあります。

ですから、

歩くという人の基本動作において

痛みを感じるようであれば、

常識的に考えて動かない事が適切です。

また、

痛みが無くてもビッコを引いていたり、

歩行動作がおかしいようであれば、

やはり、まだ、

動き出す時期とは言えないと思います。

私の場合、普段の臨床において、

動きに対する脳内のイメージを

改善させるための他動的運動療法

を用いて痛みの治療をしています。

ですから、組織が回復しているのに

慢性疼痛となって痛みが出ている場合、

その痛みのイメージを消すことが出来ます。

ですが、

一般的な医療機関では、それは出来ませんので

安静が最も適切な対応となります。

捻挫後の体育への復帰メニュー

歩く動きが

痛み無く、滑らかに行えるようになれば、

いよいよ機能回復を図っていきます。

まずは、入浴時にバスタブの中で、

どこかに掴まりながら、

ゆっくりと、両足同時の爪先立ち動作を

痛みの無い範囲で5回ほど行ってください。

2~3分程度、休息したら、

もう一度同じことを行います。

この時、前回よりも痛み無く動かせる幅が

広がっているようであれば、

もう一度、同じことを行います。

痛みが無ければ、合計で3セット行いましょう。

もし、

途中で痛みが強くなったりするようであれば、

その日の回復メニューは、中止してください。

痛み無く完全に行えるようになったら、

次は、入浴中では無く、普通の状況で

同じ内容を翌日以降に行ってください。

水中でなくても、

両足同時の爪先立ち動作が

痛み無く完全に出来るようになれば、

今度は片足での爪先立ち動作に挑戦します。

それが痛み無く出来るようになれば、

翌日以降に外で走る練習をします。

外で走る場合、

まずは、歩く速さと同じ速さで

軽いジョギングを行います。

痛み無く出来るようであれば、

30秒ほど軽いジョギングを行ってください。

30秒のジョギング終われば、

30秒ほどゆっくりと歩きます。

同じことを繰り返しながら、

ジョギングのスピードを上げていきます。

スピードの上げ幅は、

痛みが無いことが前提ですが、

一番最初のジョギングが歩く速さ、

次がその1.5倍、

更にその次は2回目のジョギングの1.5倍、

このような割合でスピードUPしていきます。

1日に行うセット数は、4~5回が目安です。

あくまでも痛みが無いことが条件です。

もし、腫れが出たり、

痛みを感じるようであれば、

その日はそれで中止してください。

痛みが出て中止した翌日も、

痛みの出ない範囲のスピードを心掛けて

トレーニングを続けてください。

ジョギング(ランニング)のスピードが、

全力疾走の6割程度に達したら、

翌日以降に、

ジョギング&歩行を3~4セット行った後に

全力で走る練習をしていきましょう。

いきなり全力疾走するのでは無く、

6割走、8割走、全力疾走のように

痛みが無いことを前提に

走るスピードを上げていきましょう。

これで痛みが無ければ、体育の授業復帰OKです。

ただし、授業の内容が、

身体を切り返す動きが多いものであったり、

ジャンプが多いようであれば、

子供さんが体育に少しずつ参加出来るように

保護者の人は、

先生に連絡を取って上げてください。

お子さんの元気な復帰を願っております。

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この記事が、

一人でも多くのお子さんの

足首の捻挫からの回復に役立てば、

私にとっても大変喜ばしいことです。

コチラにも子供さんの運動能力を上げる

ための方法を色々書いてます。

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下間整骨院までお気軽にお尋ねください。

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